出版社内容情報
kodomoe連載の人気エッセイが描きおろしたっぷりの1冊に。こどもとの毎日に、笑って、泣いて、驚いて──。初めて出会う気持ちに喜び、とまどう、すべてのおかあさんへ贈る、珠玉の子育てエッセイ。
2018年4月刊。
おーなり由子[オーナリユウコ]
著・文・その他
内容説明
こどもと暮らす毎日に、笑って、泣いて、驚いて―。初めて出会ういろんな気持ちに、喜び、とまどう、すべてのおかあさんへ。『kodomoe』に4年半にわたって連載された「おもちゃ箱ぐらし」が、描きおろしとカラーイラスト満載で、待望の一冊になりました。日々がきらめく子育てエッセイ。イラスト満載で待望の単行本化!
目次
1 おもちゃ箱ぐらし(おもちゃ箱ぐらし;むかしのとびら ほか)
2 おとこのこ おんなのこ(だっこしたい;なんで、パンツってはくの? ほか)
3 こどもスケッチ(うまれてはじめての日;いたいのいたいのとんでいけ ほか)
4 だっこのしくみ(グリーングリーン;ふでばこのなか ほか)
5 ちびすけメモ
著者等紹介
おーなり由子[オオナリユウコ]
絵本作家、漫画家。イラストエッセイやNHKの子どもの歌の作詞も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
44
子どもの無限の好奇心、自由な発想・世界観、思いも寄らぬ行動・表現・着眼点が素敵☆可愛らしかったり、突拍子もなかったり、おもしろかったりで、思わず微笑んでしまう。忘れかけていた大切なことを思い出させてくれたり、新たな発見をしたり、昔を懐かしんだりできたので、良かった。おーなりさんの優しくて温かい眼差しと自然体で豊かな受け止め方にも和むし、そういうお人柄がよく表れた文面と絵にも癒される☆こういう風に子どもと「生まれてはじめて」を楽しみながら大人も色々学んでいければ素敵よね♪2018/09/23
あじ
43
─自分の弱さや無力さを知るために、母親になったんじゃないかと心の底から思った。(そんな日もあれば…)─ああ、このこと、一生、忘れないでおこう(こんな日もある)。「トマトの中からマグマがでてくるで」おーなりさんちの坊やが何かを“発見”するたび、わたしトキメク。スキップスキップらんらんらん。ちょっと湿った子供の手を、握り返した日を思い出す。2018/12/11
昼夜
21
読みながら私もこんな時があったんだ。きっと母もこうやって育ててくれたはずなのにどうして覚えてないんだろう。母の日にこの頃のことを聞いてみようかな。2018/04/26
emi*
14
あぁこうだったな、そうそうそうだった、と懐かしくほっこりする本でした。柔らかいタッチのおーなりさんの絵がまた良いです。 おーなりさんの子育ては 良い意味で一歩離れたところから見ている。 大変な頃がいちばん可愛い頃、本当ですよね。 今ならもっともっとゆったりした気持ちで子育てできるんだけどなあ(苦笑)2018/08/20
木漏れ日の下
14
おーなりさんの描くスケッチを見て色々思い出し充電。黄昏泣き、おにぎり、だっこ…。朝、送り出す時怒りすぎて落ち込むとかわかる!気持ちよく送り出したいのは山々なんだけどなかなか起きてくれない、朝御飯もダラダラ食べて時間ギリギリの時にトドメの何かがあってドカンと爆発(笑)でも送り出したあと落ち込む。ご近所さんに言われたという『大変じゃなくなったら、かわいくないのよ』には笑えた。手がかからなくなったら、心配や愛しさは変わらずあっても可愛くはなくなるのかもなぁと納得。ではまだまだ可愛い今を有りがたく満喫しますかね。2018/06/18