内容説明
漫画発!!新文芸登場。あの大人気コミックが歌集になった!!林あまりが、優良さんの想いをエロティックに歌う。
目次
はじめての
これからは
ほっとする
ふくらんで
うるおって
うみとそら
ふたりきり
わたしから
みちしおの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
256
本書は克・亜樹のコミック『ふたりエッチ』が先行し、そこに林あまりの歌がコラボレーションする形で成立したもの。まず、絵だが、私の漫画に対する美意識(萩尾望都あたり)からは程遠いもの(ファンの方ごめんなさい)。林あまりといえば、歌壇の最過激派。『MARS☆ANGEL』所収の「生理中のFUCKは熱し 血の海をふたりつくづく眺めてしまう」がたちまち想起されるのだが、残念ながら今回の歌集には、あのインパクトも情熱も見られない。性愛を「エッチ」と言ってしまうところが既に歌の敗北だ。孤高の林あまりの復活を強く願う。2016/06/24
たまきら
13
読み友さんの感想に興味を持って。「ふたりエッチ」が童貞・処女が結婚して…というマンガだということは知っていたが、なんだか絵が児童ポルノみたいで気味が悪かった。ただ、強姦や不倫、本当の児童ポルノに比べれば結婚した男女の愛にあふれるセックスマンガは健全でいいですね。詩人さんもそういうところに興味を持ったんでしょう。デビュー作と比べると初々しい雰囲気のセックスの歌でにやり。でも、デビュー作の方が面白かったかな。マンガが好みだったらもっと楽しめたかも。2016/10/17
warimachi
1
静岡の市立図書館「近代の短歌」の棚に公然と置かれていたエロ漫画である。「このマンガ好きだったなあ、中学で俺をいじめていたI・Sが」と変なノスタルジーにひたってしまった(無駄に五七五七七)。2012/07/12
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- 和書
- 憂国のアカツキ 双葉文庫