先輩の顔も三度まで

位置原光Ｚ

白泉社（2019/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 130p／高さ 22cm
• 商品コード 9784592711476
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みやしん]

基本先輩が異性の後輩にリビドーなのかロマンなのかを思う様ぶつけるが、あんまりオチはないものの勢い任せでいっそ清々しく感じられる不思議。気のせいかな。手書き文字と魔夜峰央の十分の一くらいの背景の多様さが癖になる魅力。たまに見せる下着が不意打ちエロい。話間のイラストの意味は？無駄に折り返しの装丁に凝っている。

2019/05/27

[allite510@Lamb & Wool]

「バカゆえにたまたま会話がエロい方向に流れるが、好き合ってる者同士でもないのでどこにも持って行き場もなく持て余す、具体的行為を一切伴わない微妙なラッキースケベ」という、隙間もスキマなニッチなフェティシズムを追求し続ける異能漫画家。ちゃんと説明しようとするとものすごい徒労感に襲われる。今回どこまで行ったか読んでみたが、見事にどこにも行ってなかった。頭悪くて癒されます。

2019/03/31

[HK]

とても面白い。基本的に男女がバカな会話をするだけの話だが、強烈に〈エロい空気〉をかもしだす力は空前絶後。書き込みではなく線で女性キャラクターの可愛らしさを表現する絵柄はすばらしいが、せいぜい下着姿までで直接的なビジュアル表現はない。ギャグマンガとしても高品質だが、艶笑ものとはまったく言えず、ももせたまみやさんりようこのような萌え寄りの下ネタギャグともまたちがう、なかなか似たマンガが思いつかないオリジナリティがある。

2019/04/03

[ぺぱごじら]

大声で、或いは逆ギレ気味に言えばエロい話もエロく無くなる、とか思ってんのかこの作者、とツッコミたくなるが、確かにバカバカしくなって笑える分、エロさは消える。ただふと我に返りモジモジしだすと途端にヤバくなるのが可愛らしく面白い。絵にとにかく味があり、わざと上手く描いていないようで、妙に生々しいのも自分が好きな理由。2019-27

2019/05/06

[ヒラノユウスケ]

毎回こちらの想像の斜め上を行くエロクソ漫画（褒めてる）。絶妙に性癖のアウトコース高めいっぱいを攻めてくる姿勢に感服。

2019/04/08