あまい囁き

二宮ひかる

白泉社（2013/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 203p／高さ 19cm
• 商品コード 9784592710615
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

サブタイの「Let us only」にニヤリ

2013/12/18

[フジ]

初二宮作品です。何か惹かれて読んでしまいました(*^^*)母親の元不倫相手を好きになるというと言葉だけ聞くとドロドロしてるけど、なぜかピュアな雰囲気が漂ってます。これは作者さんの力量なんだろうなぁ。もう過去とはいえ昔自分の母親の恋人を好きになるっていうのは身体の関係とか冷静に考えるとむむっって感じですけどね。物語としてはありだけど、リアルだったら、なしだわー。

2014/06/22

[sin]

ナイーブを読んで以来、二宮ひかる、作家買いです。母親の愛人だった人との再会からの１５歳の恋愛。どろどろ、暗～い話になるかと思いきや、登場人物どの人たちも　自分をしっかり持った良いストーリーだった。楽園の作品に好みが多いのかも。

2013/12/22

[さつき]

積んどいて落胆するのも嫌なので、一気に読んでしまうことにする。これも、登場人物があまり好きじゃない。以前、気に入った作品たちのように自分の足で立とうとしているたくましい女の子なのは変わらないんだけど、小賢しさが鼻につく、のかなあ。

2019/02/05

[daiyuuki]

かつて母の愛人だった先生とバス停で再会した亜希子。先生と恋に落ちる。恋愛の切なさやもどかしさを描くのが得意な二宮ひかるだけに、恋人の電話を待ちわびる時、恋人にどう反応したら夢中に出来るか妄想する時、自分が大切な存在だと思い知らせるために離れたくなる時、の切なさやもどかしさを絶妙に描いています。

2014/10/13