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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
17
最終巻。セトが王を名乗っても、レオンハートの今までの政策のお陰で、ほとんどの国や民が認めなかった。暮らしが今までよりも悪くなれば、付いていく民は居ないと分からない時点でトップに立つべきじゃない。アヌビスにはハラハラさせられたけど。大きな隠し事はこれで無くなり、大団円。小冊子でその後が読めたのも嬉しかった。2021/02/01
nishiyan
14
セトによるクーデターを止めるため王宮へ乗り込んだ王様たち。先回りしたアヌビスにサリフィは囚われてしまい、窮地に追い込まれた二人は果たして…という最終巻。最後に隠された王家に纏わる出生の秘密も明らかになる大団円。アヌビス、ヨルムンガンドたちの王様への忠義、サリフィのブレない愛、危機に駆けつける友人たちと涙なみだの展開でした。運命とは避け難く、時には儚いもの。困難はありながらも受け入れたことで迎えたハッピーエンドはケモ姫も含めて心温まるものでした。描き下ろし後日談にはアミト姫とあの方の話が…。とても良いです。2021/01/31
幸音
7
最終巻。次々と追いかけてる花ゆめ作品が終わっていくの寂しい。でもまさか完結後にアニメ化決定するなんて予想外!ピンチに陥ったところで、今まで登場した人達が味方としてやって来てくれて、ってもう王道の展開で安心して読める。王様が人間であることが周知されて、国民の前へサリフィと共に立ち、宣言したシーンはもう本当に良かった。子どもの名前も意味があって良い。王妃様なサリフィが美人。後日談の小冊子含めてハッピーエンド感満載。2021/01/23
みやび@夜649
6
電子。やっぱりアヌビスは裏切るわけないよね。お互いに非があるのを認め、でも友だと言うレオとのシーンは良かった…。そしてお子ちゃまも、レオと同じ二つの姿を持つ。それを隠さずすむような状況にできたのは夫婦二人の力だ。イリヤがチラッとしか出てこなかったので彼のその後も見てみたかったな~。2022/02/23
レオ
5
何だかんだでアヌビスは裏切らないって信じてたよ。昔からの付き合いだし自分から憎まれ役を買って出てたアヌビスと信じ続けたおーさまの関係性に泣いた。というか、この巻自体泣けるシーンが多すぎて涙腺が死んでた。結局オズマルゴはサリフィと共存して人間も魔族も関係ない国になった。サリフィの努力のおかげだよ!本屋で見かけて買ってから追ってたけど、最終巻なのが本当に寂しい。だけどアニメ化することによってまたおーさまやサリフィに会えるのを楽しみにしてる。後日譚も尊すぎた。2021/01/25