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出版社内容情報
12年前に起こった「南関東連続少女殺人事件」の犯人・早瀬拓也。
彼は生前、複数人の女性に精子提供をしていたことが分かり、早瀬の遺伝子を引き継ぐ子供が日本全国に多数いることが浮上した。
そんな中、薪と青木が捜査を進める「高尾2少女連続殺人事件」の容疑者として逮捕された佐賀星乃が、早瀬を父に持つ18歳の少年だと判明して!?
2025年2月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
23
少女連続殺人事件の犯人・早瀬拓也。死刑執行も済んだ12年後、同様の事件が起こり、事件現場からは早瀬との繋がりを示す証拠が見つかり、さらに早瀬には精子提供によって多数の子どもがいる可能性が浮上する…という事件。早瀬の思惑はもちろん、遺伝子が犯罪と関連するのか、犯罪から市民を守る立場の警察がそれをどう扱うのか…、自分の子どもが背負った運命に気がついてしまった母親たちもいるわけで、何とも重すぎる話。2025/08/11
ぐうぐう
22
清水玲子の漫画家としての容赦のなさが『秘密』という作品を支えていることを改めて実感させられる最新話。ここで描かれているテロは、悍ましいからこそ人を動揺させ、抗おうとする者を一人残らず試そうとする。科学は、あるいは法は、人を幸せにしているのか。『秘密』に貫かれる主題は今作でも揺るがず、より胸を抉っていく。つまり、容赦なく。2025/02/24
KAKO
16
DNA編スタート。殺人者の子ども。殺人遺伝子の有無。受け継ぎたくない遺伝だが、当事者家族、関係者にとっては見過ごせない事案。もう一つこの殺人犯は容姿に優れていて、受け継いだ子も美しい。同じく遺伝なのだが、殺人癖と美しい容姿、周りの受け入れ方の大きな違いについても考えさせられる。2025/04/16
しましまこ
14
140人の子供、よくもこんな話を…2025/02/23
なお
13
え?鈴木?過去と現在を繋げる巧さ、おかげでお久しぶりでもすんなり。連続猟奇的殺人犯の実験(殺人衝動はDNAに刻まれたものか)精子提供によって生まれた複数の子供たち、11、12巻DNA編。2025/03/26