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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本木英朗
30
「オルフェウスとエウリュティケ」を演じることになった音楽学校の上級生たち。今まで娘役を希望していた愛は、男役を目指すことをさらさに告げる。一方、後輩との仲がうまくいかず、「一人称がさらさなのは、幼さを感じる」と指摘されてしまった事がショックなさらさは……!?という10巻である。ここに来て、さらさと愛、二人の相性が分からなくなってきた。さらに愛の方は千夏と、さらさの方は千秋とという感じで、どうなるのか分からないですね、うん。番外編として伊賀エレナ編もある話であった。……ではでは、また!2022/08/24
日奈月 侑子
20
オルフェウスの時もそうですが、愛の事思いながら質問した時と言い、さらさが割と普通にスパダリに見えるから困る。基本的におおらかで人の為に動ける善属性。 個人的にはさらさと千夏のオルエウのスタイル結構好きで、ニコニコしながら読んでたんですが、話が進むにつれてスイッチ入って暴走していくさらさと千夏のモノローグのツッコミの温度差に笑ってしまいました。先生からの評価がどうなるのかとても気になるところです(笑 番外の伊賀さんの話に関しては、正直最後の一ページのやりとりがとても好き。紅華は本当に生徒思いの良い先生揃い。2020/12/15
薫子
18
再読。紅華に合格するだけで才能の塊なんだろうに、それでも劣等感とか誰かと比べるとか、そんな気持ちはなくならないんだろうよなぁ。番外編は伊賀エレナ。蝶や花よと育てられたのに、こんな真っ直ぐ、芯が強い良い子になったのねー素晴らしい。2021/07/04
JACK
16
☆ 音楽学校の2年目を迎えたさらさたち。演技の実技を教えるのは紅華歌劇団の現役演出家。厳しい指導の中で、それぞれは様々な気付きを得る。そして、愛はある決心をするのだが…。本編も魅力的ですが、今回もスピンオフが素晴らしい。この作品は登場人物にそれぞれ色々な事情があって、見えないところで悩んだり苦労したり努力しています。深みのある物語に引き込まれます。2021年夏のアニメ化も今から楽しみです。2020/12/13
幸音
12
!!になって早くも10巻。年上の後輩澄栖と上手くいかないのもどかしい。愛の言葉に動揺していたさらさが、男役に挑戦したい愛のために、授業で役を変えていいか質問したの、優しいね。愛がアイドルグループのリーだーから言われた言葉について「今ならわかる きっと悩んで沢山考えて言いにきてくれたんだね」と気づくシーンで成長感じて泣いた。ペアを組んで演技しているのに、暴走を始めたさらさに対して千秋の「置いていってるのはお前だろがー!!」に悪いけど笑ってしまった。最後はエレナの受験エピソード。こんなのずるい、泣く。2020/11/07