- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 白泉社 花ゆめC
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九月猫
49
不思議なタイトルだなぁと思ったら、「人間と異なる者、それを「チムア」と呼ぶ」と。表紙の可愛らしいウサギがその「チムア」のポートくん。なんとこの愛らしい彼ら、下賤な者扱いされていて……差別する人間たちに驚きと怒りがムクムクムク!純粋で優しくて泣き虫なポート。お友達の戦士ジャバ・ウーくんのために毎日毎日思いを込めた石に戦場の彼の無事を祈る。チムチムチムと唱えながら。虐げられても優しい心を持ち続けるポート、夢を紡ぎ語るジョー、大きな愛に包まれていたことに気付いた魔法使いピノ。3つのお話にほろほろり。2016/06/11
昼夜
10
もうポートとピノ可愛すぎ。自分が誰かにいつも見守られていることに気づかされた。そして自分も優しくありたいと思う。いつからか日本がなくしてしまった温かさに溢れていた。2010/05/24
作楽
9
いやいやいや、伝えたいものはなんとなくわかるけれど。この愛らしい生き物は、人間の庇護欲を掻き立てますよ! 世界の倫理が壊れていたら、村で家族は成り立たないし。と、なんだか悔しい感じの、切ないお話でした。でも、優しさをテーマにしているから、好きな作品だけど。2015/06/10
たるき( ´ ▽ ` )ノ
9
「赤ちゃんと僕」の作者・羅川真里茂さんのファンタジーコミック。 可愛い。とにかく可愛い!!作品そのものがいとおしく感じられる。可愛いけどすごくせつなくて、涙が溢れる。 チムチム・・・かわいすぎるー(*≧∀≦*)癒される1冊。2014/02/27
神城冥†
9
なんといってもポートが可愛すぎる!小さくて愛らしい手、大きくくるくるした瞳、ピンとした耳、フワフワな毛。温かくて優しい心。辛く厳しい現実も、小さな体で耐え抜き、必死に生きています。それに触れ優しく見守る、ジャバ・ウーくんや2人の優しさに触れた者達の心温まる感動の話が三話収録されてます。ポートやジャバ・ウーくんも好きですが、ジョーさんもとても大好きです。2010/07/11