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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
70
女の人に好意を示されると「大抵の人は圧倒的にカスだと思っているこの僕を!?」と、今回も安定の低評価自己分析も、決して自虐でも暗さも微塵なく、ただ朗らかに能天気な愛すべき男バーティー。あぁ、本当にかわいい。大きな事件がないにも関わらず飽きさせず、心地よい古きイギリスの空気とほのぼのする可笑しさがたまらない。原作の訳者、森村たまきさんによるイギリス豆知識のコーナーもどれも楽しかったし、活字でもどんどんジーヴスを追いかけよう!2016/04/26
藤月はな(灯れ松明の火)
37
前巻刊行から約2年、待ってようやく・・・・(感涙)真紅のカマーバンドやジャポニズムでもシノワリズムでもない花瓶、青いスパッツ、トラウマ想起の変装に顔面が硬直し、カジノで有名なモンテ・カルロに行けなかった時の拗ねたジーヴスの顔が(笑)そしてテニスをするバーティーと凶暴な白鳥を見事に撤退させたジーヴスのとんでもないかっこよさは何だ!(爆)アガサ伯母さんは今で言うモンスター・ペアレンツのようだ。カバー下の15話の結末に爆笑せざるを得ません。いつも私を笑わせてくれる愉快なバーティー&ジーヴスシリーズに幸あれ!2012/10/06
たまきら
26
このおかしなコンビを日本の漫画で楽しめる贅沢よ。森村たまきさんのコラムも楽しくて、今回も大満足。この罪のないオバカさはもう貴いなあ…。2021/02/16
まりもん
23
今回はアガサ伯母さんの出番がとても多く感じた。彼女のせいで振り回されるバーティー。もれなく物事を何とかしてしまうシーヴス。趣味の合わない花瓶をどうやってバーティーの作戦にいれこむのか等楽しく読めた。2012/10/06
九月猫
22
ますますおもしろい3巻目。この巻はアガサ伯母さんの登場率が高いうえに、厄介な双子クロードとユースタスまで!因縁のあるタッピーとの湯たんぽ合戦、落ち着いたはずのビンゴはやっぱりトラブルメイカーだし、今度はシッピーが恋に落ち……賑やかな周りにくるくると振り回されてバーティに受難が続く。だけど、大丈夫!だってバーティにはジーヴスがいるのだもの。ただし「正しい」恰好をしていれば、だけどね(笑)カバー下の表紙絵が靴下、ネクタイときて、次は何かしらと楽しみだったのでちょっと残念。お粉だらけのバーティもかわいいけれど♡2016/08/13