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出版社内容情報
箱崎氏の孫・紅子から、祖父の屋敷に「幽霊」がいるのではないかと相談された夏目。
誰もいないはずの屋敷なのに、物音や音楽が聞こえたりするという…。
その正体は妖ではないかと予想する夏目だが!?
占い師のクララと共に訪れたオークション「何首鳥の会」で起きる事件を描く「とある少女の肖像」も収録!
メガヒットあやかし契約奇談 第30巻!
2023年9月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
72
妖に慕われてた方が亡くなっても、妖達は亡くなった方を思い、その時の真似をする。何とも切ない。その後に、その館の持ち主から貰った招待状を使って祓い屋達のオークションに行くと、田沼がおり、、何で田沼が??その後に、バンが現れてニャンコ先生は変装して田沼と行動を共にする。そんな時にオークション会場で盗難騒ぎが起こる。黒峰美彩を見つけて声をかけた夏目の前に的場が現れて、、黒ミサ=的場??黒ミサは女なのに、的場??男だったよな?たまたま今回は的場ってだけだったのか?そして同じ会場に居る的場の姉とは最後のシーンの人?2023/09/05
がらくたどん
68
今回は表題的には4話収録なのだが冒頭一話「常世を覗けば」と後の三話「とある少女の肖像」の2部構成。「常世を~」は以前も出て来た祓い屋兼妖研究家の故箱崎氏の遺品整理をする孫の紅子さんを夏目君が手伝うお話。壁の穴から見える賑やかな宴の顛末が思いもよらず暖かい。「とある少女の~」は手伝いのお礼に紅子さんがくれた古道具展示会の招待状から、夏目君が「何首烏(かしゅう)の会」というもう字面だけで思いっきりヤバそうな古物愛好会と関わる事に。前巻の降霊サロンで登場した賑やかコンビは楽しいが。え?あなた?次巻はいつだろう♪2023/09/18
眠る山猫屋
64
箱崎邸に現れる幽霊とは。夏の午前中の微かな蔭のような、うら寂しくも懐かしい空気が静かに流れる。過去に消えた人には、もう二度と会えない。それでも会いたいと願う気持ちは人も人でないものも一緒だ。続くエピソードは、祓い屋たちのオークションに紛れ込んでしまった夏目たちの探索行。怪しさに溢れた屋敷で夏目や田沼、ニャンコ先生そして的場たち。的場の立ち位置は相変わらず怪しいままだが、さらに的場の姉が登場。弟が云うように、かなり“面倒”くさそう。え、シノブさんどういうこと!?誰がお姉さんなの?2023/09/12
ちいこ
58
連載20周年。不穏な終わり方をして、ドキドキです。アニメ7期楽しみです。2023/09/10
mahiro
41
この連載ももう20年になるのか…人には見えない妖怪が見える故に友達にも社会にも馴染めず親戚をたらい回しにされる孤独な少年がひょんな事から大妖と知り合い…絵もそれほど上手いとは思わないのだが何故か読んでしまう魅力のある作品だ。妖怪の見える主人公が使い魔を従え(使い魔扱いはニャンコ先生が怒るだろうが)様々な事件に会うというのは今では珍しくもない設定だが当時は目を引かれた。妖怪を退治するのではなくその心を理解しようとする夏目、1番存在感のあるのはやっぱりニャンコ先生だな、アニメ7期も楽しみだ。2023/09/21