花とゆめコミックス 花よりも花の如く 〈第１０巻〉

成田美名子

白泉社（2012/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 187p／高さ 18cm
• 商品コード 9784592186571
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒロ＠いつも心に太陽を！]

毎年恒例の夏の薪能見物を目前に控えて「お能といえば！」とやっと新刊に手をつけた。いやー、今回も面白かった。けんちゃんが戸隠神社を訪ねる場面には軽くテンション上がった(*^ｍ^*)葉月さんとはすごく自然でいい雰囲気なのに、いまだにはっきりしない二人の関係がもどかしい・・・けど葉月さんはけんちゃんのこと好ましく思ってることは確かだと思うから、けんちゃん頑張れ！！しかし当初はメガネかけたのび太くんだったのにけんちゃんは段々かっこよくなってきたなぁ。続きも楽しみ(´∨｀*)

2012/08/15

[蝶よ花You]

嗚呼。変化を見せる時の人の顔とはなんと魅力的な事か。…と、なんだか感慨深く入ってしまいたくなる今巻（笑）。憲人の様々な顔を見られる今巻ですが、特に覚悟を決める時の顔って素敵ですよね。惹き付けられる。どんどん憲人が魅力的になっていくものだから、一気読みを止める理由をなかなか見出だせなくて困るんですよね。「明日も早い」「仕事が…」「睡眠が…」これが全くのストッパーにならないから大した作品だ（笑）

2014/11/19

[真理そら]

バレンタインデーの存在に無関心な二人はお似合い、恋以上に気持ちを注ぎたいものがあるという点もお似合い。あゝ、お能を観に行きたいなあ、能楽堂の雰囲気って独特の気があるように感じる。

2021/09/06

[文庫フリーク＠灯れ松明の火]

忍ぶれど色に出にけり生煮えけんちゃんじれったい。悩みなさい、けんちゃん恐ろしい子。もどかしい恋の先に『紅天女』が待っている・・・『道成寺』だけど違和感ないなー。

2012/03/05

[華里]

恋愛がゆっくりペースです。でもそれが憲人さんらしいというか。ああ、でも、憲ちゃん鈍いなっと思うところもしばしば。じれじれするけど、着実に一歩一歩成長している感じがして面白いんですけれど。ＴＶ放映されて、周りに注目されても、今までのスタンスに変わりのない憲人がいいですね。でも脳内天使と悪魔のやり取りがあったりするのは、憲人も普通の人だな、と可笑しかったです。

2012/03/18