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出版社内容情報
「メディア良化法」により、本が狩られる時代。その検閲に対抗すべく、図書館は本を守る防衛隊として「図書隊」を有している。笠原郁は、昔助けてくれた(顔は憶えていない)図書隊員に憧れ入隊。が、待ち受けていたのは「憧れの王子様」ではなく「鬼教官」堂上篤による訓練の数々…!? 2008年4月刊。
1 ~ 1件/全1件
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
182
ハマりまくって小説を読んだ身として、自分のイメージが壊れるのが怖くて、読むべきか?否か?ずいぶん悩みました。 少女マンガだから仕方ないのですが、特に堂上教官をはじめとする男性陣の線が細すぎることが躊躇の一番の理由でしたが…思い切って読み始めたら、そんなこと気にならないぐらい楽しめました。 弓先生が「図書館戦争」を好きでたまらないんだろうなぁ~という気持ちがにじみ出ていますね。1話ラストの堂上教官の「表情」など、ビジュアルならではのアレンジが上手いと感心しました。 個人的には熊殺し解説の四コマがツボでした♪2012/08/19
エンブレムT
159
原作ファンとしては「どんな絵でどんな風に描かれてるのかなー」という興味のみで手に取りました。なるほど。ララ掲載なんだから当然っちゃ当然なんだけど、少女マンガのエッセンス部分を強調した描き方なんですねw・・・1巻目にして、郁と堂上がこんなにも甘さを漂わせててどうするんだ!?この先に待っている展開はどんだけ劇甘描写になるんだよっ!?と、ちょっと狼狽えつつも(笑)笑える方向に甘いので楽しく読むことができました。2巻も読んでみようっと♪2013/09/27
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
110
**ネタバレ**メディア良化法・・・公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる書籍規制法。この施行により、本が焚書される西暦2019年。この言論弾圧に対し、唯一対抗できる存在が図書館、そして図書隊だった。これは、本を防衛する図書隊に入隊した、笠原郁の物語である――小説版を読メに登録する時"おすすめランキング"の画面でその存在を知り「おおっ!マンガ版も出ているのか!」と偶然知ったのが事の始まり。原作イメージ崩壊の不安もありましたが買ってよかった。原作のいいとこ取りな内容に終始ニヤニヤしっぱなしでした(笑)2012/10/26
masa@レビューお休み中
105
郁の元気ハツラツな感じとか、柴崎のキレイだけど何か企んでいる感じとか、小説のイメージがそのまま再現されていて違和感なく読むことができて楽しかった〜。有川さんの小説って、ほんと少女マンガそのものなんですね。図書館戦争は特に胸キュンな場面が多いから、正にこの世界観がピッタリ。郁と堂上の意地の張り合いも、怒鳴り合いも、ベタ甘にするための読者サービスとしか思えないんだなぁ。ドロップキックとクマ殺しの場面が好き。2012/06/20
みちゃ
100
基本線は原作の小説に沿ってますがところどころ違うエピソードや設定が。それがおもしろいです。2008/04/07