花とゆめコミックス 銀のトゲ 〈１〉

喜多尚江

白泉社（2001/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784592177784
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ねね]

人の血をすする鬼、茨木童子の話。自分がそんな生きものだって知るおぞましさを知る過程が切なくて哀しい。喜多先生のｼﾘｰｽﾞでも、特に切なくて苦しい読み物。でも好きなｼﾘｰｽﾞです。喜多先生の時代物好き〜(^-^)

2014/08/07

[還暦院erk]

蔵書。鬼滅の刃から連想して再読。本作は約20年前の少女漫画。キャラ造形は当時の「萌え絵」っぽいけれど、今読んでも茨木童子の生い立ちや山吹姫の悲劇が胸に迫る力作。やまぶき～おうおうおう（号泣）！ともかく、鬼滅ハマった人ならいけます。建物や調度や衣装や花々の細密画が正確で美しいし。この巻での渡辺綱は少々単純で「成長途上」ってな感じだがそれもまた良し。烏帽子被ってないとかすだれ前髪とかは少女漫画的美的改変としてOKOK。

2020/11/14

[Leaf★Moon]

文芸部室で発見。表紙に一目惚れして、あらすじに惹かれたので読んだ。茨木が悲しく美しい……。BLっぽさもあるけれど、山吹のNLエピソードもあり、とても良かった。読み切りの『飛ぶ花』はBLではあるけれど見た目はNLで面白かった。それにしても小さい頃の茨木が可愛くて可愛くて……。

2016/04/16

[あしか]

数少ない平安時代漫画！渡辺綱や四天王を中心とした、血を吸う茨木童子と主人公（男）の繊細な話。普通に好み。あれ、ヒロインは誰？？

2010/07/09

[exsoy]

キャラの年齢がやけに幼く見えるけど…

2009/07/05