花とゆめコミックス ピアノの恋人 〈１〉

喜多尚江

白泉社（1998/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784592177043
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まきこ.M]

線、余白、白と黒を際立たせるような描き方等、この先生独特の癖に触れたくて再読。心情を掘り下げて描かれており、小説化しても味があると思う位奥深く、後に残る作品が多いお気に入りの漫画家。『ね、ピアノって女の人に似てない？グランドピアノ曲線の形とか。ほっておくと少しずつ狂っていく所とか。好きだよって思うといい音でるとかー。愛してるよ、愛してるよって恋人みたいにやさしく強く触れるだけ』『人間は少し狂ってる方がいいんだよ...ピアノは道具なんだよ、感情をつたえるための。ーこんなふうにね。』言葉の使い方が胸にせまる。

2014/12/05

[なつき]

新刊PPPからの再読。校内ではトップクラスなのにあがり症でコンクールではズタボロの道明。ピアノを弾いているとどこからか同じ曲を弾いているのが聴こえてきて…。そうだった、昔は兼雅って女の子にキスしまくってたわー。喜多さんの強かな女の子、好きだわ―。花丸verでは女の子少ないからちょっと寂しい（笑）

2017/05/12

[まめむめも]

ほのぼの～。道明くんは大変かもだけど、見てるこちらは、ほのぼのさせてもらいました。

2015/08/03

[へへろ～本舗]

１１年ぶりで続きが発売されるので読んでみた。事務員の受付女性の話、人の将来を潰すようなことをしてムカついた。もうこれはＢＬでいいんじゃないか

2017/04/22

[みさき]

花丸漫画で続編を購読したのを機に再読。兼雅のキス魔っぷり、地球の王様の鳥彦を思い出します（笑）。違いは兼雅は男にもキスするところですね。道明と兼雅の、兼雅が道明を振り回しつつ助力しているけれど根っこの部分では道明が兼雅の支えになっている関係が好き。

2016/04/28