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出版社内容情報
突如宇宙より襲来した地球外生命体(イズリアン)と人類との、存亡をかけた大戦争。
数年に渡る戦いの結末は―――どっちつかずだった!?
イズリアンとの戦闘において「終末の英雄」と呼ばれた青年・芥。
左遷されやってきた鳥取支部で、副隊長・百福らのゆるっとした雰囲気に巻き込まれるうちに、「日常を過ごす」ことがこれからの戦いなのかもしれないと気付き始め…?
2020年6月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
30
「うたかたダイアログ」の稲井カオルさん、で検索したら出てきた、シリアスSFに路線変更なの?とがっかりしつつ手に取ったら、鳥取で「うたかたダイアログ」の続きって感じで、好き!支部長とか古賀さんとかおっさん&予備軍がいい感じ。ピッツァトースト食べたくなった。2021/05/04
ぐっち
20
続きを買ってきたので再読。地球が滅亡しそうでしない世界で、千葉から鳥取へ左遷された英雄と、鳥取基地の面々のゆるゆるな日常。百福さんも好きだが、古賀君も好きです。芥と小学生のやり取りも好き。2021/09/18
緋莢
14
後に「終末のはじまり」と呼ばれる時代。襲来した地球外生命体と人類の戦いはどっちつかずのままで、日常となっていた。そんな中、一人で地球外生命体を片付け〝終末の英雄”と呼ばれていた芥は、鳥取へと異動となり… 帯に「ゆるゆるアポカリプスコメディ」とありますが、正にその通りの作品(しかし、アポカリプスに、ゆるゆるとコメディがついて、成立するとは…) 地球外生命体・イズリアン(命名の由来は、最初に伊豆諸島沖に出現したから)の駆除をしまくった芥は(続く2023/09/05
しましまこ
14
作家買い、訳わからんタイトル、エイリアンと人類の存亡をかけた戦い、終末…大丈夫!ファーストアタックが伊豆だから「イズリアン」脱力のコメディセンスは健在でした。鳥取基地に左遷された英雄のゆるすぎる日常、楽しい!2023/04/23
あつ子🌼
9
「幸い世界は終わりませんでしたが 滅亡の危機も去ったとは言えません 私達が暮らすのは言わば『終わりそうで終わらない でもちょっとだけ終わりそうな世界』です」 戦いに明け暮れた"終末の英雄"芥は、左遷された鳥取支部で、副隊長の百福さん、獣医の古賀さん等に出会い人間らしさを徐々に取り戻してゆく…的な。そこは稲井センセなので笑いを抜きにしては語れないのですけど!「サーセン」と「第2ヒントをくれないか」に声出して笑ったわ。2023/07/16