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出版社内容情報
アニメ化企画全速進行中!
『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』スピンオフ第3巻!!
昭和19年9月15日ペリリュー島で最も激しい戦闘が行われた『西浜にて』指揮をとる島田、夫の戦死の知らせで、大きく変わってしまった花嫁の人生を描く『ALL ABOUT SUZY』、昭和21年、戦いの止んだペリリュー島で過ごす小杉の明かされていない『長い夜』、昭和50年、沖縄を訪れた田丸がふたたび向き合う戦争の記憶『過去と未来と』。
――戦場で、日本で、異国の地で、彼らは何を想い、戦い、生きたのか。
戦争の時代に生きた若者のリアル。
まだ描かれていない人生の記録。
2024年7月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
本木英朗
31
昭和19年9月15日、ペリリュー島で最も激しい戦闘が行われた「西浜にて」指揮をとる島田、夫の戦死の知らせで、大きく変わってしまった花嫁の人生を描く「ALL ABОUT SEZY」、昭和21年、戦いの止んだペリリュー島で過ごす小杉の明かされていない「長い夜」、昭和50年、沖縄を訪れた田丸がふたたび向き合う戦争の記憶「過去と未来と」――。戦争の時代に生きた若者のリアル。まだ描かれていない人生の記録……という外伝第3巻である。やっぱり俺も、小杉の奥さんの話が超よかったかなあ、ウンウン!!(→)2025/02/06
niko
22
夏が来ると、そろそろペリリューの続編が出るなと思うようになった。戦争の陰にたくさんの人々の人生があり、それは敵も味方も表裏一体なんだよね。もっと知りたい。2024/09/03
ムーミン2号
22
年1冊刊行される「ペリリュー」の外伝。本編では描けなかった(そのエピソードを加えると、本流から外れて焦点がボケかねないから)エピソードの数々。とりわけ印象深いのは戦争花嫁だった。今まであまりそちらへの関心を持たなかった自分自身がいたことを改めて知る。もちろん、全部を知ることなどできないのだが、関心を持たないと表面的な(ある意味誤った)情報しか得られないことになる。田丸くんは戦後、漫画家になったが、なかなかペリリュー戦は描けない。その気持ちが何となくわかるのは本編を読んでいるからだろう。2024/09/01
ドラマチックガス
19
映画などで主人公の影に隠れその他大勢としてあっさり殺されてしまう「モブ」がいる。子どもの頃のある日、「昨日見た映画の初っ端に殺されたあの警備員にも、今の僕みたいな子ども時代があったのか…」と気付き、それ以来「モブ」が気になって仕方がなくなった。そんなモブたちにも子ども時代だけでなく家族がいて、つらい思いをして、人生が狂わされている、ということを痛感する本。きつい。2024/08/18
ふじ
17
すっかり買いそびれていたらしく、月末には4も出る。嬉しい。ペリリュー島の物語とは違う側面を描く今作品。今回は、主人公の沖縄訪問の話と、残された奥さんの話が印象的だった。戦争で海を渡った花嫁も、生きるのに必死ってことなんだよな。この2つはそれだけでもっと掘り下げられそうで、活字で何か読んでみてもいいかも。次巻も楽しみに待つ。2025/07/12
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