- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 青年(一般)
- > 白泉社 ヤングアニマルC
出版社内容情報
「ベルセルク」の三浦建太郎原作&プロデュースの完全新作!!
天と地の狭間、神でもなく、人でもなく“龍"の名を授かった子・ウスムガル。
ニシル山の山守りの老夫婦に育てられ、時に優れた閃きで生活を助ける道具を作り出す。
ある日、村の少年たちと知り合い物語が動き出す。
太古の世界を舞台に、その英知で今、新たな神話を築いていく!!
ヤングアニマルZERO連載分に加え、大量の未公開設定資料やプロトタイプとなった原案シナリオを収録。
2021年12月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
24
「人は顔の見える身近な者に程強く情が湧きそれに縛られるが、遠く顔の見えぬ群れには情は湧かず人として見る事が難しい」。積読消化。二柱の神々の子として、神でも人でもなく、男でも女でもない者として産まれ、高山地帯の老夫婦に育てられたウスムガル。自分と同年代の隠れ里に住む少年達と知り合ったウスムは、そのリーダーであるキルタの意外な出自を知り、魔獣と妖精が住まう外の世界へと足を踏み出していくが。昨年急逝した三浦建太郎がアシスタント主導で手がけた太古の神話ファンタジー。未完なのが惜しいなぁ(以下コメ欄に余談)。2022/01/16
JACK
10
◎ 「ベルセルク」の三浦建太郎先生が原作とプロデュースを担当し、三浦建太郎先生が立ち上げたマンガ制作企業「スタジオ我画」が作画を担当したファンタジーコミック。2021年に先生が亡くなられた事で未完となり、続きは描かれない事に決まったそうです。様々な神話をベースに、画期的な道具を創り出す神の血を引く主人公が人間や妖精や魔獣と織りなす物語。ベルセルクと比べてダークさが控えめで一般受けしそうな印象。これが未完になってしまうのは非常に残念です。2022/05/15
北白川にゃんこ
8
ショタ!異世界転移!流石は三浦先生!色々描ける!しかしどれも構想が長い!加減しろ!加減できないのが三浦先生の魅力だったんだよな。2022/01/12
KDS
7
「ベルセルク」が連載再開!という吉報をニュースで知り、今後の作画をすることになる三浦建太郎氏のスタッフ「スタジオ我画」の画力はいかほどのものなのか?ということでその唯一の著書である本作「ドゥルアンキ」を読んでみる。いや、これなら全く違和感がないじゃないか!「ベルセルク」の最終回までのストーリーを聞いていたという森恒ニ氏が太鼓判を押すのも頷ける。最終巻になると思われた第41巻の巻末にあった意味深なあとがきは、こういう可能性があったからなのだと今になって納得。賛否両論あるだろうが、個人的には支持したいと思う。2022/06/11
袖崎いたる
5
神話ですわぁ。三浦健太郎の原案シナリオをを読めるのは貴重や。それと、このお人、言語感覚いいよね。詩人。2022/01/26