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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みじんこ
1
姉川の戦いまで、信長本人や信長の忍びに登場した人物、戦について知ることができる。漫画の方にも載っていた話もあれば、補足にもなる逸話もあり。特に人物については経歴、最期などにも触れている。ネタにされていた今川家の足利二引両と龍、そして桶狭間の雨、この皮肉な関係などは初めて知った。美濃三人衆、稲葉が安藤を攻め、氏家の子が龍興を討つというある種の因縁を感じる。北畠具教の一族はあの後悲惨なことになっている。漫画にもあった信長がねねに送った手紙の詳細や、フロイスの『日本史』の信長の記述なども取り上げられていてよい。2017/12/30
hisaos
0
予備校講師とゆかいな歴史好きたちによる信長解説本。各項の欄外コラムにそこの項で解説した内容に関連する入試問題やクイズが載せられている。入試問題に戦国時代の内容はあまりないイメージだったが、国公立私立問わず出している例は結構あるらしい。 発刊時点では姉川の戦い〜室町幕府滅亡あたりまでで原作ネタが尽きていたのでしっかり紙面を取って書かれているのはそこまで。信長の忍びの読者層にはおなじみっぽいネタも多いが、細かいこともちょくちょく書いてあるので読んでみてもいいかも。2017/10/18