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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
55
完結したので最初からおさらい・その③「酒狂いはいかん 酒豪でありたい」私もそうでありたいです、博雅さま!…それはさておき。都を騒がせる盗賊(酒呑童子)退治のため大江山へ向かう晴明と博雅。やっぱりこのふたりが揃うのいい感じだな〜。まあ、途中からなぜか酒呑童子と女官だけど^^;女官姿の博雅も美しくて好き。そして得体の知れぬ相手を怖いと思いつつ合奏しちゃうところとか、やっぱりすごくいい。2017/11/11
れみ
13
晴明と博雅が一緒に動くところがたくさん出てくるせいか、2巻よりもこっちの方が分かりやすく読みやすかったかも。後半、博雅の〇〇姿とか…、マキモノじゃなくても血が踊ってしまう(^w^)2013/09/15
neimu
13
正直このシリーズの絵柄は好きではない。話の持っていき方も、もたせっぷりな蘊蓄も、子供があれこれ言う姿も。ただただ、興味関心が勝るので買ってはいるものの、ファンの惰性に支えられて物語を描き散らす(失礼)自由を手に入れている人を羨ましく思わないでもない。(苦笑)こちら側にいる人間は、色んな人物・物語を継ぎ紙して好みの一枚に整えるような作風、物語だと思って読むしかない。大江山の鬼が風流人として描かれているものの、さて、どのように料理するつもりなのか、次巻に続く。2013/08/31
こぽぞう☆
12
やはり善財童子は安倍氏発祥の地にある、安倍文殊院の文殊菩薩の眷族、国宝でした。この話が連載された頃、国宝になったようだ。安倍文殊院は晴明神社より、スピリチュアル(は、本来嫌いな言葉だが)な場であり、訪れる価値あります。3巻後半の晴明は美しさだけでなく、凄みがあってなかなか。2018/11/10
くさてる
8
美しく端正ながら、自由奔放な描線がたまらない。内容も、博雅と清明のコンビが鬼退治(女装付)、という自由さ楽しさと、時折り清明の表情に浮かぶ深い憂鬱めいたもののバランスが、絶妙。この作家さんにしか描けないもの、であります。2014/09/11