ジェッツコミックス 描かないマンガ家 〈１〉

えりちん

白泉社（2010/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 198p
• 商品コード 9784592147510
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Bo-he-mian]

『池袋レインボー劇場』が良かったので、同じ作者の以前の作品へGo。能書きばかり垂れていて、一向に漫画を描こうとしないイタい漫画学生と仲間の青春群像。よくレビューに、この主人公のダメっぷりをディスる感想が多いが、実は自分も含めて多くの人に、この主人公の生き方って少なからず重なる部分があるんじゃないだろうか。オレ／ワタシはこいつとは違って有言実行派だねっていう人は、事実なら立派だと思うけど、実はけっこう偽善者が多いんじゃねえかなぁ(笑)。ちょっと心が痛いって感じながら読んで、人生にフィードバックすべし。

2018/05/26

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

マンガを描くために生きる。それを全面に押し出しながら、マンガを描かない自分中心のダメ男が主人公で、笑わせすぎます。彼がマンガを描いたときが最終回の日になるんだろうけど、彼には一生描けないような気が…ってコトは、永遠に連載が続くってコトか。『バクマン』の対極にあるマンガ家の生き様を笑って読みましょう。マンガ好きな人にはお薦めの漫画ですね。

2010/12/12

[ソレトモ]

自称マンガ家の物語。 良くない方にスポットを当たっているので感情移入するより、傍観者として見るといいかもです。 誇張、脚色されているにしても、こういう人がいるだろうなと思いました。

2016/09/28

[miporin]

主人公のクズっぷりがすごく、1巻分のボリューム読んでて途中で「長いなー」と感じてしまったりもしたのに、読後「面白かった」と思ってしまう、不思議な作品。

2015/05/09

[ぴよ（toyoneko）]

無料版で。正直、思い当たることが多すぎて、どんな顔をして読めばいいのかわからない

2019/01/07