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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mati_sin
4
安定の魯介眼鏡っ子(先生も書生くんも)理知的で傲慢に見える中に、乙女の可憐さとエロスを閉じ込める。それを封じるものこそ眼鏡。いや、眼鏡っ子の眼鏡論はすでに言いつくされている。同じようなテーマで、しかし微妙に違った側面を安定感を持ってみせてくれる稀有な作家。一般誌ギリギリ?を大胆に、けれどはみ出ることなく?ついてくる。エロスの影で目立たないが、この作家さんの書く恋愛の甘酸っぱさときたら。この本も読んでいる間、濃厚で甘い魯介ワールドを堪能させていただいた。鏡子先生の悩ましい肢体に小生の愚息も昇天。2012/02/18
らっこ
3
眼鏡の似合う小説家の先生と欲望に素直な弟子によるラブコメというかエロコメ。お弟子さんがほんと妄想を躊躇しないので突き抜けてますね。でも黒髪ロングかつ眼鏡な上に巨乳で知的な雰囲気を醸し出しつつもポンコツ気味なお姉さんに憧れる気持ちはぐう分かる…。微妙な小ネタが散りばめられてるのもくすぐられますよ。個人的にはラブホの名前が寿限無だったのが記憶に残ってます。2020/03/17
ジャッカル佐崎
2
エッチ過ぎる肢体を持つメガネの小説家の女師匠と、エッチに関して屈託の無いメガネ弟子少年によるメガネラブコメ。メガネ師匠に対してのメガネ弟子のエッチ妄想が生々しく、メガネの持つ記号性にとどまらず、メガネの持ちうるエッチの可能性をとことんまで追求しようという作り手の姿勢が見て取れるエッチ極まりない書物ですが、その一方で登場人物らのエッチさに微笑ましさも見て取れるためエッチエッチと囃し立てるだけに終わらない深遠なエッチさすら感じられますが、一言で表せばメガネはエッチという命題に尽きましょう。2013/03/23
クローカ
2
漫画。氏にしては驚くほど真っ当なラブコメ。「車中の淫影(かげ)」が津原泰水『蘆屋家の崩壊』男女版のようで楽しかったので、この方向でもう少し推し進めて欲しかったような気も。とはいえ、ラブコメマイスターとしての実力は相変わらず高値安定であり、素晴らしい作品なのは確か。2012/02/23
daigotown
2
眼鏡ショタの弟子が黒髪ロング眼鏡巨乳美人作家の師匠でひたすらエロ妄想するだけの話だったけど師匠が可愛かったのでありだと思います。2011/11/08