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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daiyuuki
24
際どい駆け引きで探り合うオトコとオンナ。でも身体を重ねると、まっしぐら。一途で不器用な様々な恋愛模様を描く作品集。佐々原と倉田の不器用な不倫の恋「方舟の行方」、友達から恋人になった二人の不器用な恋愛「ウィークエンダー」、同じ失恋の傷みに苦しむ二人の不器用な恋愛「つまりは病のような」など、理性を越えたどうしようもなく惹かれてしまう大人な恋愛を描く作品集。2015/10/13
ねね
8
再読。表紙から帯から今思うと物凄い買いづらい本でした(笑)そんなにエロメインでもないのに(;^_^Aこの頃のシギサワ先生の、細くてはかなげな線や表情が好きでした。表題作と、ワールズエンド・サテライト二編ともが特に好きです。空の記憶は雨の日に読むのにうってつけでした。もやもや。あー、ダメな人たち。でも何か気に掛かる人たち。そんな人を描くのがとても巧いな、と。2013/09/16
ささやか@ケチャップマン
5
以前借りて読んだものを古本で購入して再読。この感情のドロドロしたようなのがこの人の魅力。でもこの中では最も青春成分が多い｢つまりは病のような。｣が一番好きです。2015/11/30
福餅
4
再読。一風変わった恋愛モノの短編集。ドロドロしているような、滑らかなような、何ともいえない独特の空気感。時々垣間見せる、全てを見透かすような目が印象的でドキリとさせられる。『つまりは病のようなもの。』は比較的爽やかな読後感。『箱舟の行方』はあの空気感がなんか良い。2012/02/26
sskitto0504
3
薦められて。なんだろ…自分が男だからなのか2話目以外はなんかダメだった…特に最初の話はそのあと結婚して、主人公は昔の思い出になるんだろうけど、旦那は聞けないで小さな溝として残るんだろうな…別に女の人に潔癖を求めてはいないがこれはダメだろって気分でした。2014/11/22
