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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
還暦院erk
14
蔵書再読。清水玲子さんの『三叉路物語』は大昔に雑誌で偶然読んで「ちょっ…この新人離れした美しすぎる描線…恐ろしい子(白目)!」とマジで思ったよ(その後数年の少女漫画空白期間の後に『月の子』に出会い驚愕して清水さんコミクス全大人買いに走ったのだった…)。初期作品は、「文月今日子風味」の少女の甘やかなヴィジュアルがたまらなく愛おしい。コマ内のローマ字書きの近況(ひいきのミュージシャンとかの話)も若くて可愛い。文庫版ではもったいない画のクオリティをこれからもこの蔵書で何度も愛でようと思う。2019/04/19
ごま
12
久しぶりの清水さん、ライオンの本以来かも。この本は初読み。30年経っても絵が美しいと感じる。少女漫画らしいご都合主義な点に気づいてしまうのは私が子どもではなくなったから。それにしても名作だなぁと思う。なぜか最後のお話だけ読んだ覚えがある。他でも収録されてたのかな。それ以外は全く展開がわからずに読んだ。ジャックが黒髪じゃないんだ~。この世界にずっと浸っていたいなぁ。2014/11/30
りちゃあど
11
同僚からの「清水玲子初期作品集」貸し本強化月間?一冊目。絵の美しさと読後に残る切なさは初期の頃から変わらないのだなぁ。2017/01/29
くろまによん
10
古きよき少女漫画という感じ。初版は生まれる前だ。「メタルと花嫁」は自分が求めていたストーリーにドンピシャでかなり楽しめた。こういうのを読みたかった。設定も展開もオチも素晴らしい。最後のあたりのコマは絶対描いてほしいと思っていたところだし、女の子も可愛かったしいろいろと心を抉ってくれた。その前の表題作もいい。どちらも大いに参考になった。2015/05/01
和希
7
今月は清水玲子祭。輝夜姫や秘密のように円熟し、凄味さえ感じる作品も良いけど、初期のとことん美しいのに物悲しい、そんな世界観もとても好き。メタルと花嫁なんて、今読んでも切ないな。2015/07/10