ポプラ新書<br> 愛国の罠

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ポプラ新書
愛国の罠

  • 佐藤 優【著】
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  • ポプラ社(2025/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 294p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591187821
  • NDC分類 154
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界的な右傾化、排外主義のなかで、私たちは「愛国心」どう向き合えばいいのか。本書では、古典的な書籍をもとに「国家」や「国民」の概念を整理しつつ、ウクライナ戦争やトランプ大統領、日本の参議院選挙など、具体的な諸問題を取り上げる。21世紀の新しい「愛国心」論をテーマにした、佐藤優の7時間にわたる講義録。

【目次】
ガイダンス なぜ「愛国心」なのか

1時間目 国家とは何か
国家の定義/社会・民族の定義/唯物史観とは何か/トランプ大統領のジェンダー観/なぜ産業社会に国家があるのか/国家と社会が一体化する時代/資本主義に終着点はあるのか

2時間目 国民とは何か
臣民から国民(ネーション)へ/なぜ日本人という国民が生まれたのか/道具主義と原初主義/スターリンは民族をどう変えたのか/言語と国家/出版資本主義が国民を作る

3時間目 民族とナショナリズム
アーネストゲルナーの「否定神学」/民族に対する4つの「否定」/階級と民族/スミスの民族理論/エントロピーとは何か/なぜ人間は差別をしてしまうのか…など

4時間目 レーニンの『帝国主義』でウクライナ戦争読み解く
第一次世界大戦を別の視点で捉えていたレーニン/レーニンの『帝国主義』/価値観戦争に見せかけた帝国主義戦争/ロシアは国境を面で捉える/帝国主義戦争の舞台となっているウクライナ

5時間目 トランプによって世界はどう変わるか ―エマニュエル・トッド『西洋の敗北』を読み解く―
トランプ大統領とは「動物との付き合い方」をする/愛国主義はコスパがいい/トランプ大統領の根底にある理論/「宗教ゼロ」状態の21世紀/進行する「政治不信」の正体/人間はみな同じか?

6時間目 日本人にとって愛国心とは何か
外交を分析するための「3つの体系」/「価値の体系」から見る日本の対応/ウクライナ戦争に戦略的に深入りしなかった/歴史的にも日本は「面従腹背」外交をしてきた国/帝国の「亜周辺」/日本人の変容という仮説

7時間目 間違えるナショナリズムとどう向き合うか
右傾化する世界/支持を集めた参政党/反ワクチンと排外主義は結びつきやすい/『健康帝国ナチス』/自然派だったナチス帝国/愛国心はどうあるべきか/分断を避けるために必要なこと/憲法愛国主義という提案


【目次】

内容説明

人を、国家を狂わせるエネルギー。「愛国心」は歴史上、過渡期・混乱期に姿を現してきた。歴史の過ちを二度と繰り返さないために、今こそ「愛国心」と向き合い、正しく理解する必要がある。古典的な作品を取り上げながら、具体的な世界情勢・国内問題を鋭い視点で解説する。私たちが持つべき「愛国心」とは何か。7時間に及んだ白熱の講義録。

目次

ガイダンス なぜ、今「愛国心」を語るのか
1時間目 国家とは何か
2時間目 国民とは何か
3時間目 ナショナリズムとは何か
4時間目 レーニンの『帝国主義』でウクライナ戦争を読み解く
5時間目 トランプによって世界はどう変わるか―エマニュエル・トッド『西洋の敗北』を読み解く
6時間目 これからの日本が生き残るために
7時間目 愛国心を間違えないために

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家。1960年生まれ、東京都出身。1985年同志社大学大学院博士課程(前期)組織神学専攻修了(神学修士)。外務省・主任分析官として対ロシア外交を中心に情報分析に従事したインテリジェンスの第一人者。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を、『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。第68回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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れいまん

1
これは、本年2月に池袋コミュニティ・カレッジの4回の講義をまとめたものであるわたくしはこの講義をリモートで受講したが、本年の参議院選挙で、大躍進した参政党を予言していたようでびっくりしている 愛国心を表にデモをすれば、直ちに安上がりで政治エリートになれるとあるので、わが国でも今後この嵐が吹き荒れるのだろう!冷静に、常に対話する方向に向かなければ、何事も歪んでしまうということだ 講義の時進められた本、ベイトソンの否定神学を表す、斎藤環氏のイルカと否定神学を読んだことは良かった!2025/11/06

quadlet

1
群れを作る動物である人間にとって、愛国(郷)心は、ごく普通の現象であるとしたうえで、それを、「社会に根ざす愛国心」と「国家に根ざす愛国心」とに区別して論じている。前者を排外主義につながるものとして警戒する一方で、後者を、特に「憲法愛国主義」という側面で捉えていくことが重要としている。 ここで、「憲法」の意味するところが問題となる。著者の主張では、現行憲法の正当性があまりにも簡単に前提とされているように思う。「憲法」は、現行憲法典だけでなく、憲政の運用の歴史を含めた不文のものとすべきだろう。2025/11/04

zooey

1
現在の国際、国内情勢をナショナリズム論の視点で読み解く。2025/10/16

tanikenn

0
東アジア 憲法 微力 折りに触れてハッと思いだすキーワード満載 佐藤優さんと彼の仲間たち これからも追いかける2025/11/02

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