teens’ best selections<br> 真昼にも星が光ると知ったのは

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり

teens’ best selections
真昼にも星が光ると知ったのは

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年12月10日 12時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591187418
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

見えにくい困難をかかえる子どもたちを描いたヒット作
『きみの存在を意識する』著者の新作

自分の街に白杖の人がいるとは思っていなかった夏鈴が
知らなかった世界であらたな視線、意識を得て、変わっていく物語

   *   *   *   *   *

夏鈴が電車で見かけた青年は、白杖を使っていたのに、席をゆずられたら、座ってスマホを見はじめた。詐欺? 文句を言おうと話しかけたことから、思わぬ交流が始まる。

夏鈴の祖母は、見えない・聞こえない・話せないヘレン・ケラーを「三重苦」だと言うけれど、盲ろう者だとわかった彼は、そんなふうには見えない。

一方、大好きな親友の茉白は、障害があると対等な友だちにはなれないと言い、夏鈴はその言葉に大きく動揺する。なぜなら──


【目次】

内容説明

大好きな親友、茉白と出かけた帰りの電車。具合が悪くて座った茉白の前に、白杖の人があらわれたので、茉白は席を譲った。だけどその人は、座ったあと、スマホを見ていたのだ。目が見えない人なのに、スマホ?そんなことって、ある?

著者等紹介

梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
栃木県生まれ。『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞、『ピアニッシシモ』で第33回日本児童文芸家協会新人賞を受賞、『きみの存在を意識する』がIBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト2020推薦作品となり第7回JBBY(日本国際児童図書評議会)賞を受賞するとともに、ミュンヘン国際児童図書館の国際推薦児童図書目録「ホワイトレイブンズ2020」に掲載される。法政大学兼任講師、共立女子短期大学客員教授。社会福祉士。全国手話検定試験一級。東京・神奈川でYA作品の読書会や手話言語による「本好きさんの手話べり会」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

26
見えにくい困難をかかえる子どもがいる。 夏鈴はその「見えにくい困難」をかかえている。 本人がそれを自覚しているかどうかは、ちょっとまた違う。 読者は夏鈴の心の動きを読みながら、あれ?そう思うの? そこで?と違和感を感じるだろう。 物語は友人関係、親友、家族のことなど中学生らしい展開になったところで、「やはり夏鈴ちょっと大変かも」と感じてしまう。そして夏鈴自身も動揺しつつある言葉と向き合うことになり・・・ 自他の境界なんて実は存在しないのではないか?障害って誰にでもあるのでは?とさえ思った。 2025/10/17

まる子

23
白杖の人はスマホなんて使わないと思っていた中学生の夏鈴。その障害にも様々な程度があるのを知った。友達との関わりやきょうだい児、さらに自分にも見えない障害がある事を知った夏鈴は、それぞれの障害や人との違いを少しずつ受け入れていく。健常者と障害者の違い、両者それぞれ理解は可能なのだろうかー。LGBTQもあった。2025/10/23

なななお

13
最近読んだ児童書全て、問題提起やテーマがあって、改めて『児童書ってスゴイ。こんなに未知の世界に導いてくれるなんて…』と、改めて思った。主人公の夏鈴はいつも思った事を言い過ぎたり空気が読めなくて、浮いてしまう。『宇宙の孤独』と言うのは言い得て妙。そんな夏鈴に親友爆誕!…ところが、やっぱりその親友ともなかなか距離が縮まらず焦りを感じていた。同じクラスの乃愛と朝陽くんと、たまたま横浜のイベントで出会った時、親友の様子が明らかに変。でも何故変なのかが、分からない夏鈴。私は親友を大事にしたいだけなのに何故?2025/12/04

鳩羽

5
親友の茉白と出かけた夏鈴は、茉白が白杖を持った人に席を譲ったのを見て面白くない。さらにその人がスマホの操作をしているのを見て、障害者のフリをしているのではと疑う。茉白の望む恋バナができない夏鈴は、親友の関心を引くためその白杖の人を探し始めるが…。と冒頭を説明しても、全く説明にならないような盛り沢山な内容で、夏鈴の空気を読まない奇抜な考え方に馴染めずに辛かった。身近にいる様々なタイプの障害者、その家族、LGBTQ +など、目に見える障害者をとおして、目に見えない障害者やマイノリティの存在を照射してみせた話。2025/12/08

くま美

4
夏鈴は、友だちの茉白に言われた「障がい者とは友達になれない」と言われた。そんな時、夏鈴自身が発達障害だと診断されていたことを知る。夏鈴を通して、障がい者や発達障害を理解できる。「きみの存在を意識する」と合わせて中学生に読ませたい本。2025/11/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22911832
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品