teens’ best selections<br> 真昼にも星が光ると知ったのは

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真昼にも星が光ると知ったのは

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  • サイズ 46判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591187418
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

見えにくい困難をかかえる子どもたちを描いたヒット作
『きみの存在を意識する』著者の新作

自分の街に白杖の人がいるとは思っていなかった夏鈴が
知らなかった世界であらたな視線、意識を得て、変わっていく物語

   *   *   *   *   *

夏鈴が電車で見かけた青年は、白杖を使っていたのに、席をゆずられたら、座ってスマホを見はじめた。詐欺? 文句を言おうと話しかけたことから、思わぬ交流が始まる。

夏鈴の祖母は、見えない・聞こえない・話せないヘレン・ケラーを「三重苦」だと言うけれど、盲ろう者だとわかった彼は、そんなふうには見えない。

一方、大好きな親友の茉白は、障害があると対等な友だちにはなれないと言い、夏鈴はその言葉に大きく動揺する。なぜなら──


【目次】

内容説明

大好きな親友、茉白と出かけた帰りの電車。具合が悪くて座った茉白の前に、白杖の人があらわれたので、茉白は席を譲った。だけどその人は、座ったあと、スマホを見ていたのだ。目が見えない人なのに、スマホ?そんなことって、ある?

著者等紹介

梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
栃木県生まれ。『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞、『ピアニッシシモ』で第33回日本児童文芸家協会新人賞を受賞、『きみの存在を意識する』がIBBY(国際児童図書評議会)オナーリスト2020推薦作品となり第7回JBBY(日本国際児童図書評議会)賞を受賞するとともに、ミュンヘン国際児童図書館の国際推薦児童図書目録「ホワイトレイブンズ2020」に掲載される。法政大学兼任講師、共立女子短期大学客員教授。社会福祉士。全国手話検定試験一級。東京・神奈川でYA作品の読書会や手話言語による「本好きさんの手話べり会」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りらこ

25
見えにくい困難をかかえる子どもがいる。 夏鈴はその「見えにくい困難」をかかえている。 本人がそれを自覚しているかどうかは、ちょっとまた違う。 読者は夏鈴の心の動きを読みながら、あれ?そう思うの? そこで?と違和感を感じるだろう。 物語は友人関係、親友、家族のことなど中学生らしい展開になったところで、「やはり夏鈴ちょっと大変かも」と感じてしまう。そして夏鈴自身も動揺しつつある言葉と向き合うことになり・・・ 自他の境界なんて実は存在しないのではないか?障害って誰にでもあるのでは?とさえ思った。 2025/10/17

まる子

22
白杖の人はスマホなんて使わないと思っていた中学生の夏鈴。その障害にも様々な程度があるのを知った。友達との関わりやきょうだい児、さらに自分にも見えない障害がある事を知った夏鈴は、それぞれの障害や人との違いを少しずつ受け入れていく。健常者と障害者の違い、両者それぞれ理解は可能なのだろうかー。LGBTQもあった。2025/10/23

芦屋和音

2
中2の夏鈴は親友の茉白と遊びに行った帰り、電車の中で白杖の人に出会う。席を譲ったら、その人はスマホを見始めて……。障害とは身体的不自由そのものではなく、支援がちゃんと届いていないこと。自身の診断を知った夏鈴。茉白のトラウマ。きょうだい児の朝陽。大人に気を遣う乃愛。各々の気持ちに、あ〜なるほどなぁと。知れて良かったことがたくさん。最後の一句がとても素敵☆2025/11/12

じゃみじゃみ

0
面白かったけど、別に診断受けたわけじゃなくても主人公みたいな人いるのとか、自身で身につまされるところもあるので、けっこう読んでてつらいところもある。年を取ったら誰でも障害って出てくるものだし世の中みんな結構ふつーに生きてますからね。そう言えば祖父が生まれた頃から寝たきりでなんとも思ってなかったけど家で介護し続けてた婆さんがおかしかっただけでふつうだと色々問題が出るのかもしれないな。2025/11/10

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