出版社内容情報
夏休み、小学校の図書室で出会ったのは……感想文の救世主!?
「書く」ことで、自分のほんとうの気もちも見つけていく。
読書感想文からはじまる6人の特別な夏の物語。
【あらすじ】
小学校の図書室に、読書感想文を助けてくれる、変な中学生がいるらしい。
その名は、フミちゃん。
フミちゃんに導かれるように、感想文を書きはじめる5人の少年少女たち。
ただ感想文を書いただけだけど、それぞれが抱えていた不安やさみしさ、モヤモヤがちょっとだけ軽くなって……。
青春小説の名手・額賀澪が子どもたちへ贈る。
読んだら感想文を書くコツがわかる。そして気もちもすっきり!
きっと感想文がちょっと好きになれるはず。
読書の持つ可能性と、書く楽しみ、書いて思いをはきだす清々しさに満ちた作品です。
巻末にて、「フミちゃんの特別教室」として読書感想文の書き方メモつき。
「どの本で書けばいい?」
「主人公を好きにならないといけない?」
「自分の気もちを書かないとダメ?」
「大人が好むように書けばいいんでしょ…」
「そもそも書きたくな~い!」
こんな思いを持つお子さん、保護者の方、み~んなフミちゃんにおまかせ!
「読書感想文」へのイメージが変わる一冊です。
感想・レビュー
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