ポプラ文庫<br> 泣きたい午後のご褒美

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ポプラ文庫
泣きたい午後のご褒美

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591185582
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が、
私たちを癒してくれる。
いま最注目の作家陣が、
お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ、
心をやさしく潤す短編集。

●作品紹介
憧れのカフェでバイトをはじめた僕。
店員として足りないものがあるのでは、と悩む僕に先輩は言う。
「カフェっていうのはね、恋にあふれたファンタジーワ―ルドなんだよ」
――青山美智子「サロンエプロン」

仕事に疲弊する私のもとに届いた、
高校時代の親友からの15年ぶりのメッセージ。
思い出のルノアールで、ウィンナーコーヒーを飲みながら作るのは、
大谷翔平の人生設計ばりのプランニングシート?
――朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」

昭和初期に建てられた洋館で週末の夜だけ
イブニング・ティーが楽しめる「ミント邸」。
名物は極上のホットケーキとマダムが提供する紅茶占いで……。
――斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」

神保町のレトロ喫茶に迷い込んだ女子高生の千紗。
ケチャップ色のナポリタンに、こだわりのコーヒーを供してくれるそこは、
まさに夢のワンダーランド!
――竹岡葉月「不純喫茶まあぶる」


気になる同級生の秘密を偶然知ってしまった高校生の映史は、
マスターがあらゆる「告白」をただ受け入れてくれる喫茶店
「キルシェ」のカウンターに座るが……。
――織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」

こちらとあちらの「中間生」にあるナカマ茶屋。
ヒミコさんたちが最後に食べたいものを提供しながら、
わたしはツレを待っているのです。
――小川糸「浮島 イルフロッタント」

内容説明

どんなときでも喫茶店でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる―。アルバイトをはじめた憧れのカフェで。高校時代の親友と訪れたルノアールの貸し会議室で。神保町のレトロ喫茶で。紅茶占いが名物の洋館で。マスターがあらゆる「告白」を受け入れてくれるカウンターで。こちらとあちらの世の中間にある茶屋で。お茶の時間に交錯する人間ドラマを描き出す極上の6篇を収録!

著者等紹介

青山美智子[アオヤマミチコ]
1970年生まれ。デビュー作『木曜日にはココアを』で宮崎本大賞、『猫のお告げは樹の下で』で天竜文学賞を受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞2位

朱野帰子[アケノカエルコ]
1979年東京都生まれ。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞。『急な「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』などのセルフパブリッシングにも意欲的に取り組んでいる

斎藤千輪[サイトウチワ]
東京都町田市出身。映像制作会社を経て、放送作家・ライターとして活動。2016年、第2回角川文庫キャラクター小説大賞・優秀賞を受賞した『窓がない部屋のミス・マーシュ』でデビュー。著書に、第2回双葉文庫ルーキー大賞を受賞した『だから僕は君をさらう』など多数

竹岡葉月[タケオカハヅキ]
1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。著書に、第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した「記憶屋」シリーズなど多数

小川糸[オガワイト]
2008年『食堂かたつむり』でデビュー。以降数多くの作品が翻訳され、様々な国で出版されている・『ライオンのおやつ』は2020年本屋大賞2位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

114
喫茶店にまつわる6人の作家さんによるアンソロジー。青山美智子さんはなんと僅か8頁。その短い中にも青山さんらしさがぎゅっとつまっていた。朱野帰子さんの「痛い人生設計を作る、ルノアールで」がよかった。卒業してから疎遠になっていた高校の同級生との再会。40歳からの人生設計を作りバイタリティー溢れる変わらぬ友人、いいよね。地方の公立出身の私は高慢ちきな女子校(高ではなく)出身の編集者にムカつく。そして織守さんの「彼と彼女の秘密と彼」高校生の恋の話を聞く店長、それと店長の秘密…ドキドキした。2025/05/25

シナモン

103
サクッと読めて心があったかくなる物語がつまってます。本屋大賞ノミネート作品を半ば義務みたいに読んでる読書が続いてたので、合間にほっと一息つけました😊☕2025/03/09

みかん🍊

80
喫茶店が舞台の6編のアンソロジー、朱野さんの作品が良かった、こんな学歴差別の編集者がほんとにいるならひどい、作家の可能性をつぶしている編集者なんて最低、ノーベル賞を取って見返して欲しい、これはもしや経験談?高校生の悩みを聞く喫茶店主の話も最後の天国までの途中で最後に食べたかった物を食べさせてくれる茶屋、本当にあったら何が食べたいかな、どれも面白かった。2025/05/30

ゆみねこ

74
喫茶店アンソロジー。斎藤千輪さん、竹岡葉月さんは初読み。朱野帰子さんの「痛い人生設計を作る、ルノアールで」が面白かった!私も公立共学卒なので共感しまくり😄2025/05/13

Ikutan

73
カフェや喫茶店をテーマにしたアンソロジー。楽しみにしていた青山さんは短すぎ(笑)でも「カフェってファンタジーなんだ。」ぎゅっと詰まったこの言葉がいい。続く朱野さんの前半は愚痴っぽくって、うんざりしたけれど、後半、ヨンのキャラのおかげで晴れやかな気持ちに。斎藤さんのミント邸のイブニングティは素敵で憧れますね。謎解きもお見事。竹岡さんの『純喫茶マーブル』はちょっと混乱したよ。織守さんは秘密をめぐる物語。ラストにえっ?となった。〆の小川さんは設定が面白い。人生、何が起こるかわからないから、こんな商いいいかもね。2025/04/19

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