出版社内容情報
写真を撮れば「自分」がわかる。好きなものも、好きな生き方も――「写真をどう撮るか」は「人がどう生きるか」ということとつながっている。幡野広志が「写真」について語ってきた言葉を厳選し、11本の書き下ろしエッセイ、48枚の写真とともに構成・編集のうえ、書籍化。ベストセラー『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』に続く、シンプルで素直な写真の撮り方・写真との付き合い方。
【目次抜粋】
■写真を撮ろう 失敗をしよう 「恥ずかしい気持ちは一瞬」他
■写真にはおおむね正解と明確な不正解がある 「間違った常識」他
■世の中がいい写真で溢れてほしい 「誰に教わるか」他
■伝えたいから写真を撮る 「いちばんつまらない質問」他
■体験すること 感動すること 「人生の醍醐味」他
■目でしっかりと見る 「写真を撮るより大切なこと」他
■好きなものしか撮らない 「息子の寝顔」他
■写真のために出かけない 「八王子にいてもパリにいる気分で」他
■写真以外から写真を学ぶ 「写真の勉強はほどほどに」他
■やりたいことをすぐにやる人になる 「撮りたいのに撮れない人」他
■おもしろい人になる 「ぼくが思うおもしろい人」他
■不幸な写真 「考えればわかるだろ」他
■写真は考える仕事だ 「写真がうまい人は距離感を知っている」他
■人柄も、関係性も、写真にうつる 「写真を見ればその人がわかる」他
■つらいとき 疲れたとき 「パワハラと下心」他
■写真を唯一のアイデンティティにしない 「自分のすべてを仕事に注がない」他
【本文より抜粋】
ぼくはたくさんの時間を写真に費やしました。だからとてもたのしい人生です。でも後悔があるとすれば、素晴らしい光景をファインダー越しに見すぎたことです。息子がうまれた瞬間もぼくはファインダー越しに見ていました。父親をやってるいまならわかるけどこれはダメだよ。(中略)写真を撮ることは人生を好きに生きることと似ています。みんな好きなように生きてください。ぼくは息子の撮るヘタな写真が好きです。うまく撮ることにそこまで価値はないです。それよりもいい写真を撮ることを考えましょう。 (「すこしは写真の話を」より)
※本書は、幡野広志さんの書籍、noteなどから厳選した言葉を加筆修正のうえ、1冊の書籍として編集したものです。
内容説明
写真を撮れば「自分」がわかる。好きなものも、好きな生き方も。写真と自分に向き合うための100の言葉。ベストセラー『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』に続くシンプルで素直な、写真の撮り方・写真との付き合い方。
目次
写真を撮ろう 失敗をしよう
写真にはおおむね正解と明確な不正解がある
世の中がいい写真であふれてほしい
伝えたいから写真を撮る
体験すること 感動すること
目でしっかりと見る
好きなものしか撮らない
写真のために出かけない
写真以外から写真を学ぶ
やりたいことをすぐにやる人になる
おもしろい人になる
不幸な写真
写真は考える仕事だ
人柄も、関係性も、写真にうつる
つらいとき 疲れたとき
写真を唯一のアイデンティティにしない
著者等紹介
幡野広志[ハタノヒロシ]
1983年、東京生まれ。写真家。2004年、日本写真芸術専門学校をあっさり中退。2010年から広告写真家に師事。2011年、独立し結婚。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハードルを下げるための活動も精力的に実施。はじめて写真について書いた書籍『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』(ポプラ社)は「写真・カメラ」関連カテゴリで2024年の年間ベストセラーになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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