出版社内容情報
天体望遠鏡の誕生から最新のアルテミス計画まで、100年以上にわたる人類の宇宙開発の歴史を紹介するセットの3巻です。
この巻では、天体望遠鏡の誕生から、日本のすばる望遠鏡、アメリカのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡など、観測機器の紹介に加え、それらが観測してきた様々な天文学的発見を紹介します。銀河系の星雲やブラックホール、アンドロメダ銀河など、美しくも迫力ある天体の写真・イラストを多数掲載しています。ページコラムでは、15世紀以降の天文学を支えてきた、コペルニクスやガリレオ、アインシュタインなど偉人たちの功績を取り上げます。
巻末のインタビューには、南極の観測施設「Ice Cube(アイスキューブ)」で、宇宙からやってくる素粒子のなぞに挑む、国際的な宇宙研究者、石原安野(いしはらあや)さんが登場! 宇宙への興味を抱いたきっかけや、南極での観測、宇宙研究者になるために大切なことについて、答えてもらいました。
宇宙や天体に興味を持つ、小学校中学年以上の子どもたちにオススメです。
目次
宇宙をさぐる望遠鏡(天体観測のはじまり;すばる望遠鏡 ほか)
恒星へ(光りかがやく恒星;星が生まれる場所 ほか)
銀河系へ(銀河とは?;銀河系の美しい天体 ほか)
銀河の外へ(広がる宇宙観;銀河がひしめく宇宙 ほか)
著者等紹介
馬場彩[バンバアヤ]
滋賀県生まれ。京都大学にて博士(理学)取得後、理化学研究所、宇宙科学研究所、ダブリン高等研究所、青山学院大学をへて、2016年より東京大学大学院理学系研究科准教授。XRISM衛星をはじめ、宇宙X線望遠鏡の開発と、星の最期の爆発の残骸「超新星残骸」の研究を続けている。超新星残骸はひとつの世界の終わりの美しい景色であるとともに、次の世代の星や生命の源でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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