ポプラ社の絵本<br> やくそく ぼくらはぜったい戦争しない

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ポプラ社の絵本
やくそく ぼくらはぜったい戦争しない

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784591184271
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

ばあちゃんは、ぼくが中学生になったころから、ぼくを「にいちゃん」とよぶようになった。ばあちゃんの兄さんも、とうさんも、かあさんも、原爆症で死んだ。ぼくらは、ぜったい戦争をしない。子どもを殺したりしない。かなしい思い出をつくらない。やくそくする――。
原爆で肉親を失った祖母の過去と歴史に思いを寄せ、平和を強く誓う少年の姿を、率直な語り口で描いた絵本。

生涯をかけて戦争の悲惨さと愚かさを訴え続けた作家、那須正幹が遺した一編の詩(原題:「ばあちゃんの詩」)から、この絵本が生まれました。戦後80年を迎える今、あらためて平和の意義を子どもたちに問いかけます。

内容説明

「にいちゃん、おかえり」ばあちゃんはぼくのことを原爆で死んだ“にいちゃん”とまちがえる。死んだ人にまちがわれるなんて、いやだけど…。3歳のときに広島で被爆し、生涯をかけて平和を訴え続けた児童文学作家・那須正幹が遺した物語。

著者等紹介

那須正幹[ナスマサモト]
1942年、広島生まれ。児童文学作家。島根農科大学林学科卒業。『首なし地ぞうの宝』(学習研究社)でデビュー。主な作品に『ぼくらの地図旅行』(絵本にっぽん賞)、『絵で読む広島の原爆』(産経児童出版文化賞・ともに福音館書店)、『お江戸の百太郎 乙松、宙に舞う』(日本児童文学者協会賞・岩崎書店)、『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)、「ズッコケ三人組」シリーズ(日本児童文学者協会賞特別賞)、「ヒロシマ」三部作(日本児童文学者協会賞・いずれもポプラ社)がある。第23回巌谷小波文芸賞受賞。2021年7月永眠

武田美穂[タケダミホ]
1959年、東京都生まれ。『あしたえんそく』(クレヨンハウス絵本大賞最優秀作品・偕成社)で絵本作家デビュー。1991年、『となりのせきのますだくん』で絵本にっぽん賞・講談社出版文化賞絵本賞を受賞。1992年、絵本『ねんどの神さま』で那須正幹氏とコンビを組む。他の絵本に『すみっこのおばけ』(日本絵本賞読者賞)など数多くの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

24
新着棚で。武田美穂さんのかわいい絵だが、戦争反対を訴える絵本。内容紹介によると、「生涯をかけて戦争の悲惨さと愚かさを訴え続けた作家、那須正幹が遺した詩から、この絵本が生まれ」「戦後80年を迎える今、あらためて平和の意義を子どもたちに問いかけ」るとある。認知症となったらしいばあちゃんは、中学生の孫トオルを「にいちゃん」と呼ぶようになった。ばあちゃんの兄は原爆で亡くなった。幼子に戻ったように、ばあちゃんは兄の帰りを待ち続ける。戦後世代の私たちは、トオルと一緒に、「ぜったい戦争なんかしない」と約束しよう!2025/03/07

Midori Matsuoka

13
『ズッコケ3人組』のシリーズでおなじみの那須正幹さんの遺作。自身も広島の原爆を体験していて、平和を訴え続けていた。 絵本のストーリーは戦争で兄を亡くしたおばあちゃんとその孫のお話。おばあちゃんは中学生になった「ぼく」を亡くなったお兄さんと間違えている。おばあちゃんを思う孫の「ぼく」の気持ちがやさしく描かれている。 巻末の「なぜ日本は平和なのか」を併せて読んで平和について考えたい。 今、黙っていることが多くなっている気がする。戦争はいやだ。平和がいいんだ、ということを訴え続ける日本でありたい。2025/03/15

ごへいもち

9
読友さんのご紹介本。良かったです。武田美穂さんの絵がとってもいい2025/05/15

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
那須正幹さんの遺作。「ばあちゃんの詩(うた)」という作詞だったもの。那須正幹さんのあとがきは『子どもにおくるエッセー集 夕焼けの子どもたち』より掲載、武田美穂さんのあとがき、ポプラ社編集部のあとがきをしっかり読んでほしい。 核兵器禁止条約に日本は署名すべき!2025/04/09

にたいも

8
那須正幹さん遺作。広島の原爆で兄を亡くした祖母が認知症になって、ぼくのことをお兄さんだと思っている。ずっとずっと待っていたお兄さんが帰ってきてくれて、ホントにホントにおばあちゃんは嬉しいのだろうなあと思うと涙が出てくる。そして、おばあさんを思うぼくの気持。今の子どもたちも、大切な人と死に別れたくないから戦争しないと感じるだろう。武田美穂さんのかわいいイラスト。悲惨な戦争の描写はなく、トラウマになるようなトリガーを取り除いた仕上がりになっている。中表紙のイラスト表側裏側2点の対照も素敵。5歳〜中学生2025/03/20

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