teens’ best selections<br> 森と、母と、わたしの一週間

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teens’ best selections
森と、母と、わたしの一週間

  • 八束 澄子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • ポプラ社(2024/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591183380
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

――風によばれて、ここまで来た
わたしが、わたしになれる場所

毎日なんとなく息苦しいと感じるあなたへエールをおくる物語

友達の一言に傷つき、仕事に疲れた父親には悩みも言えず、やりきれない気持ちを抱える野々歩。通学の途中、ふと風によばれた気がして、電車に乗って向かったのは、亡くなった祖母の住んでいた町。遺産の後片づけのため、母親がしばらく家を空けて、そこにいるのだ。自分を放っておく母親への複雑な気持ちを抱えたまま、なりゆき上、母親がボランティアで関わる「森のようちえん」の子どもたちと一緒に過ごすことになる。大自然の中で力強く生きる子どもたちを目の当たりにして、野々歩も自然の美しさ、厳しさを知り、自分自身とも向き合っていく。

装画:いとうあつき

内容説明

おばあちゃんの葬式のあと、実家に残ったまま帰らぬ母。父とのなれないふたり暮らし。このところ、友だちともうまく距離をはかれない。そんなとき、風によばれた。―行こう。あの町へ。山にかこまれた小さな町で、少しずつ、野々歩の中のなにかが変わっていく―。

著者等紹介

八束澄子[ヤツカスミコ]
広島県因島生まれ。『青春航路ふぇにっくす丸』(文溪堂)で日本児童文学者協会賞、『わたしの、好きな人』(講談社)で野間児童文芸賞受賞。『明日のひこうき雲』『団地のコトリ』(ともにポプラ社)は国際推薦児童図書目録「ホワイト・レイブンズ」に選出。日本児童文学者協会会員。「季節風」「松ぼっくり」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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☆よいこ

79
YA。中学2年2学期が始まるが野々歩(ののほ)は息が詰まる思いで学校生活を過ごす。ストレスで体が悲鳴をあげているのに、母親は祖母の葬儀のあとから実家に帰り戻ってこない。母が恋しくなり、野々歩はひとり電車に飛び乗り祖母の家がある山あいの村へ行く。山にいたのは、別人のように日焼けして元気な母と「森のようちえんコロボックル」の子供たち。野々歩は縦横無尽な子供たちと過ごすうちに元気を取り戻す▽環境と人員と熱意がないと難しいだろうけど、山の幼稚園いいなぁ。実際の幼稚園をモデルにして書かれている。2024.10刊2025/04/06

けんとまん1007

63
殻を作っているのは自分。それを解きほぐしてくれる、子どもたちと大地。自分自身の体を使うこと、そこに身を置くこと。ここから得るものは、大きなものがありえる。また、そんな姿・思いを、大きく見守ること。それは、時には我慢することにもなるし、相手に委ねることにもなる。人は、お互い様で、影響しあうのだと思う。2024/12/14

ぶんこ

52
鳥取県智頭町の「森のようちえん まるたんぼう」という実在の幼稚園を舞台にした物語。祖母が亡くなり、後片付けに残った母。延々帰らない母と、気づまりな父との生活。そして学校でも居場所がない中2の野々步。体調が悪くなったこともあって、ある日通学途中に祖母の家に行ってしまう。そこでの森の素晴らしさを充分に生かした子どもと大人に触れ「助けてほしい時には助けてと言える人となる」と気づく。声を出して助けを求めるまで、じっと待っている大人と子どもたち。待つってすごい。つい声も手も出してしまう私は、考えさせられました。2025/02/10

イケメンつんちゃ

29
中居さんご説明をお聞かせください ふたつの新年のコメントを頂きました ありがとうございます たいへん嬉しいです 涙が止まりません 孤独感漂う菅直人 前に話させて頂きました シジマール状態から取り出した物件 カラフルで暖かいオレンジ色 カラフルで爽やかグリーン色 限りなく透明に近いブルー まだまだ図書館にしては新しい書き物 平成のアルプスの少女ハイジ 現実逃避はしてもらいたいです 命より大切な財産なんかありません ねえー 東京女子医科大学の元理事長さん たぶん永久追放 芥川賞・直木賞発表 エリカエクスプレス2025/01/15

まる子

28
中学生の野々歩はぼっちになりたくない気持ちから人に合わせ顔色をうかがう学校生活が窮屈になった。ある日、母がいる祖母の山へ行ってみようと駅のホームへ。母との気持ちのすれ違い(誤解)も相まってなんともいえない💧その山にあったのは「森のようちえん」。生き生きしている子どもたちと過ごすうち、今までの気持ちを振り返り「解き放つのは自分」だと気づき、祖母が言っていた「存分におやんなさい」に勇気をもらった。彼女の一週間は、母とのわだかまりや友達との関係から成長する期間だった👍2024/10/08

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