なぜ、愛は毒に変わってしまうのか

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なぜ、愛は毒に変わってしまうのか

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  • サイズ B40判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591183007
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

●親を憎んでしまうのは、自分のせい?
●なぜ、子どもを束縛したくなる?
●こんなに愛しているのに、なぜ憎くなる?
……
日本の殺人事件のうち、実に55%が親族間殺人。
殺人事件の件数は減っているのに、家族間の憎しみは増えている。
距離が近い分憎しみが増していく、
『家』という組織の中で一体何が起こっているのでしょうか?

家族についての悩みはあなたのせいではありません。
気鋭の脳科学者が、ついに「パンドラの箱を」開ける!

(本書は、ポプラ新書
「毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ」(2020年3月刊)に加筆修正を加えたものです)

(目次より)
*親の価値観から抜け出せない
*妬む母――白雪姫コンプレックス
*母親は最初から育児のプロではない
*母と娘は友達じゃない
*三つ子の魂は変えられないのか
*殺人事件の半数以上は家族間で起きている
*距離が近い分、憎しみは増していく
*毒親育ちの宿命から解放されるには

内容説明

親を憎んでしまうのは、あなたのせいではない。母親の愛情が重たすぎる。親の価値観から抜け出せない。いつも、束縛されていると感じる。脳科学で読み解く、毒親との向き合い方。

目次

第1章 子を妬む母(毒親;親の価値観から抜け出せない ほか)
第2章 愛し方がわからない父(父の子殺し―アブラハムのパラドックス;父子関係のモデルが消失した時代 ほか)
第3章 愛が毒に変わるとき―束縛する脳(“ママン”;愛着の傷 ほか)
第4章 親には解決できない「毒親」問題(毒親育ちは毒親になってしまうのか;ハリー・ハーロウのモンスターマザー ほか)

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
1975年、東京都生まれ。医学博士、脳科学者、認知科学者。1998年に東京大学工学部応用化学科を卒業し、2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程を修了。フランス国立研究所ニューロスピンにて博士研究員として勤務し、2010年に帰国。研究・執筆を中心に活動したのち、2013年に東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授、2015年に東日本国際大学教授に就任。2020年京都芸術大学客員教授に就任。現在、脳科学や心理学をテーマに研究や執筆・講演活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keitakenny

2
周辺環境の影響力の強さに驚嘆する 苦しみ苦悩の元凶を親に見ることに留め、今これからに目先を向ける事の大事さを知る 生物生存のために負の事柄を記憶していくのが本能であると認識して、別区分に押しやり、前向きな姿勢をとる事の大事さを持つ 2025/02/01

sazanamiumi1985

1
子は生まれながらにして子供だが、親は最初から育児のプロではなくだんだんと親になっていく。かつては未熟な親を地域や祖父母親戚がフォローしていたのが、現代は核家族化で難しくなっている。脳科学者の視点からの親子関係の見方は分かりやすく興味深い。 2025/04/08

ばららいか

0
こちらも直観で選び取った本。「あなたから出てくる言動の出力は一般的ではないが、なぜか?」と問われたことで偶然この本に出会った。「毒」ということばは一見すると否定的な印象を持つ語であるが、レトリックとしての毒はそうとも限らない。また逆も然り。その文脈において、「毒」によって自分についてしまった「傷」は、傷だったと認めて初めて毒でない肯定的な解釈へと転換することが可能となるのではないか。非常に読みやすく、過去と心を抉られる一冊であった。辛く苦しかったし、涙したし表情も引きつり続けたが、本当に読んでよかった。2025/05/28

Kenji Nakamura

0
パートナーの人格を認め、大切に扱おうとしてくれる人か見極める。2025/04/06

maa

0
印象に残ったのは子どもの可能性を潰す親。とても頭がいい子なのに親の気持ちを忖度している間に成績悪くなってしまった人。子どもには幸せになってほしいのに、幸せとはこういうものだと決めつけてしまうのだろうか。自分の思い通りにならなくても子ども自身が幸せだと思えればいいのにね。仲良し家族は素晴らしいという幻想から自由になる。ハーロウの実験も印象深い。ミルクのみを与える針金の母、柔らかい布の母、子どもはどちらかと言えば布の母を好むが、どちらも子どもは十分に成長しない。2025/02/01

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