ポプラ社ノンフィクション 動物 保護ねこものがたり

大塚 敦子【著】

ポプラ社（2024/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 143p／高さ 20cm
• 商品コード 9784591182079
• NDC分類 K645
• Cコード C8095

出版社内容情報

みなさんは「保護ねこ」を知っていますか？
動物愛護団体などに保護され、新しい家族を待っているねこたちのことです。
保護ねこには１ぴき１ぴきにストーリーがあり、おもしろくてかわいくてたまらない存在。わたしが出会ったそんな保護ねこ9ひきのお話をしたいと思います。



もくじ
はじめに
第１章　アメリカの保護ねこたち
第２章　３びきのねこ、日本へ
第３章　年老いたねこ、カリン
第４章　福島から来た被災ねこ、福ちゃん
第５章　天使ねこ、マルオ
第６章　小さな野生動物、タビオ
おわりに

内容説明

「１ぴきでも多くのいのちを救いたい」。飼い主を亡くしホームレスになったカリン。原発事故により取り残された福ちゃん。交通事故から助けられたマルオ。保護ねこ９ひきとの出会いと別れの物語。

目次

第１章　アメリカの保護ねこたち
第２章　三びきのねこ、日本へ
第３章　年老いたねこ、カリン
第４章　福島からきた被災ねこ、福ちゃん
第５章　天使ねこ、マルオ
第６章　小さな野生動物、タビオ

著者等紹介

大塚敦子［オオツカアツコ］
上智大学文学部英文学科卒業。パレスチナ民衆蜂起、湾岸戦争など世界各地の紛争取材を経て、困難を抱えた人を支える自然や動物との絆などについて執筆。写真絵本『さよなら　エルマおばあさん』（小学館）で、２００１年講談社出版文化賞絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『平和の種をまく　ボスニアの少女エミナ』（岩崎書店）は２００７年度青少年読書感想文コンクール小学校高学年の部の課題図書。『犬が来る病院　命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと』（角川書店）は２０１７年度青少年読書感想文コンクール高校生の部の課題図書（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[joyjoy]

いのち、を考える。　大塚さんが出会った9匹の保護猫たち。それぞれにちがったストーリーがあり、表紙やカバー袖の写真、イラストを眺めながら楽しむ。ちょうど「奇跡の醤」のあとに読んだので、被災ねこの福ちゃん、保護活動を続けるボランティア団体のことなどが印象に残る。「もろくてはかない、いつか消えてなくなるものだからこそ、いま「ある」ことがこんなにも大切…」。

2024/08/30

[timeturner]

保護猫に関心があっていろんな本を読んできたので内容は既知のことが多かったけれど、９匹の猫のエピソードが楽しくて一気に読んだ。とても読みやすく、わかりやすくまとめてある子供向けノンフィクション。保護猫について最初に知るにはぴったりの本だと思う。

2025/03/15

[ホリー]

ねこへの愛情をかきたてられる。

2025/03/12

[趣味読書3年生]

猫に限らず動物を飼っている人や、これから飼おうと思っている人、ペットを飼っていなくても動物が好きな人、生きることについて考えを深めたい人にオススメ。児童書なので、スラスラ読めます。獣医師さんの言葉に私も救われました。最初の姉妹ネコの話は悲しくて泣きました。最後の「おわりに」は、感動して泣きました。

2024/12/04