ポプラ文庫<br> 蛍と月の真ん中で

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり

ポプラ文庫
蛍と月の真ん中で

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月10日 13時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591182000
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

何者にもなれていない自分を、恥ずかしがらなくていい。


小さな地方都市で写真館を営んでいた父の影響で、カメラマンを目指すようになった匠海。父の死後、母との関係性が悪くなった匠海は、逃げるように東京の大学へ入学し、写真を学び始める。
しかし、待っていたのは、学費と生活費を稼ぐだけで精一杯の毎日。これを乗り越えれば、きっと夢に近づける――。そう信じ込み、なんとか自分を奮い立たせていた匠海だが、ある出来事をきっかけに、大学を休学することに決める。
実家にも帰れず、衝動的に向かった先は長野県・辰野町――かつて父が蛍の写真を撮影した場所だった。なんの計画もなく訪れた匠海を出迎えてくれたのは、父が愛した美しい景色。そして、それぞれの事情で辰野に移住してきた人や訳あって辰野を離れられない人との出会いが、彼の心を変えていく――。

『流星コーリング』で広島本大賞を受賞した著者による、
自分の居場所を求める若者たちの葛藤と足掻き、その先にある確かな一歩を描いた、瑞々しい傑作青春小説。

内容説明

地方都市で写真館を営んでいた父の影響で、カメラマンを目指すようになった大学生の匠海は、ある出来事をきっかけに大学の休学を決める。衝動的に向かった先は長野県辰野町―かつて父が蛍の写真を撮影した場所だった。父が愛した美しい景色と辰野に住む人々との出会いが、彼の心を変えていく。自分の居場所を求める若者たちの葛藤と足掻き、その先にある確かな一歩を描き、読書感想画中央コンクールの指定図書に選出された傑作青春小説。

著者等紹介

河邉徹[カワベトオル]
1988年兵庫県生まれ。バンドWEAVERのドラマーとして2009年にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当した。2018年に『夢工場ラムレス』で小説家としてデビュー。2作目の『流星コーリング』が広島本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼっちゃん

55
ある出来事をきっかけに大学を中退し、亡き父が残した写真の風景の場所で1年間住むことに。。自分の行き場を失った主人公が長野県辰野町の優しい人たちと交流していくことで自分を取り戻し、自分の居場所を見つける心温まる物語。読書感想画中央コンクール指定図書になったということだが、美しい辰野の風景を主人公は写真で表現するが、若い人たちはどのような感想画を描かれたのか見てみたい。【サイン本】2024/07/15

けえこ

20
初読の作家さん。 本職はバンドのドラマー。 信州を訪れた休学中の大学生と地元の人たちの人生再生の物語。 極寒シーズンさえ乗り越えられれば、現金収入の当てがあるなら、雪国はいいところです。2025/01/04

マダムぷるる

14
優しい人ばかり登場する優しい物語。長野県は私にとって学生時代何度となく訪れた青春の地でもあるので空気感が懐かしく思い出された。家の前に佇むと四方どちらを見ても山が近く、畑があり、人々が自然に溶け込み自然を受け入れて生活している感があった。夏には夏の、冬には冬の風景が目に浮かぶ。登場する店やゲストハウスが実在のものらしいと思ってびっくり。爽やかではあるが、人生哲学(というとかなり大げさ)を感じるような味わい深い台詞もあって楽しい読書タイムになりました。2024/09/27

8
軽い感じのものが読みたくて&清涼感あふれる緑の表紙に惹かれて手に取った本。ただ田舎に行ってスローライフに感動するという訳でもなく、現実的にお金の話が出てきたりして、よかった。写真で生きていくって大変なことなんだな。2024/06/17

Naoko Kanou

3
爽やかな作品 美しい景色が目の前に広がる 自分が菜摘さんの年齢に近いからか 大切な人に迷惑をかける。それができるのって本当は幸せなことだよ。お互いにね。 ってセリフに激しく同意2024/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21969923
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品