出版社内容情報
ジュール・ヴェルヌから江戸川乱歩など世界中の作家に影響を与えた、エドガー・アラン・ポー。詩人、小説家、批評家、編集者などその活動は多岐にわたり小説家としても、SF、推理小説、ゴシックホラーなどさまざまな分野で執筆を行いました。その中から代表作「黒猫」「ウィリアム・ウィルソン」「赤死病の仮面」「アモンティリャードの樽」「落とし穴とふり子」「ひとり」(詩)などの六編を収録。ポーを敬愛する作家、にかいどう青の文章で、魅惑のポーの世界をお届けします。
内容説明
ジュール・ヴェルヌから江戸川乱歩、世界中の作家に影響を与えた、エドガー・アラン・ポー。猫をめぐる狂気と破滅の物語「黒猫」、ドッペルゲンガーを題材に自分自身との闘いをえがく「ウィリアム・ウィルソン」の他「赤死病の仮面」「アモンティリャードのたる」「落とし穴とふり子」「ひとり」の全六編を収録。
著者等紹介
にかいどう青[ニカイドウアオ]
神奈川県出身
ポー,エドガー・アラン[ポー,エドガーアラン]
1809~1849。ボストンに生まれる。旅役者の両親と幼くして死別し、アラン家にひきとられる。ヴァージニア大学を中退後、雑誌の編集、短編の執筆などをして生計をたてる。40歳で死去
スカイエマ[スカイエマ]
東京都出身。イラストレーター。児童書から一般書装画、挿絵、雑誌イラストなど幅広く活躍する。第46回講談社児童出版文化賞さしえ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
すだ
1
恥ずかしながらエドガー・アラン・ポー初読。世界中の人が熱狂するのも頷ける、とても面白かったです。寝る時間削って読みたいと思えるってすごい好きだね、私(笑)どれもこれも怖かった…200年くらい前の作品とは思えない…。若い時に読んでおけば良かったなぁ。有名なだけあって黒猫、特に怖かったかも。ウィリアムウィルソンもなかなか。どれも良かったですが!!2025/09/24
洸樹
1
時々単語の解説があったので分かりやすかった。文章がすっきりしているので読みやすい2025/03/01
カラオケみたいな感じです
1
全編を通して飛ぶ描写が特徴的でてっきりそれが原作の特徴なのかと思ったが、後から原作を読んで比較してみたら、じっくり描写(弁解)しているシーンが削られて短縮された結果だった。これでもまだ"重い"とは感じますが。。2024/06/25