ポプラ新書<br> なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち―子どもを守るために親が知るべき「いじめの正体」と予防策

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ポプラ新書
なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち―子どもを守るために親が知るべき「いじめの正体」と予防策

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591179970
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0237

出版社内容情報

【いじめは1980年代から大きな社会問題となり、悲劇が続いている。ブラック勤務とも言われる厳しい勤務状況の中、教職員など教育関係者たちも必死に対策を練ってきた。だが何かが足りなかった。そう言わざるを得ない。
足りないのは何なのか。教育専門家でも文科省職員や学校関係者でも何でもない一人の父親、一人のテレビ局記者・ディレクターでしかない私だが、そろそろ私のような第三者による“外野の声”にも耳を傾けてみてほしい―】(「はじめに」より抜粋/※予定)

小中高校で認知されたいじめの件数、過去最多(2022年度)。心身に重大な被害が生じるなどの疑いが認定された「いじめの重大事態」の件数、過去最多(同)。
我が子を守るために、いま大人が知るべき実態と予防策。

いじめの原因は、スマホ依存、ブラック部活、教員のブラック勤務、偏る食事習慣……だった?

“いじめが始まる前に防ぐ方法”を、20年以上にわたりいじめ問題を取材し続けるTBS記者が徹底ルポ。

*プロフィール
川上敬二郎(かわかみ・けいじろう)
1973年、東京都出身。1996年にTBS入社。ラジオ記者、報道局で社会部記者、『Nスタ』、『NEWS23』、『サンデーモーニング』などでディレクターやデスクを経て、現在『報道特集』ディレクター。これまでに「スマホ依存の子どもたち」、「教員の?ブラック勤務”問題」、「ネオニコ系農薬 人への影響は」、「有機農業の未来は?」などを放送。「貧困ジャーナリズム大賞2022」特別賞(共同受賞)。映画『サステナ・ファーム トキと1%』(TBSドキュメンタリー映画祭2023「国際有機農業映画祭」招待作品)を初監督。2003年には「米日財団メディア・フェロー」としてアメリカ各地で放課後改革を2ヶ月間取材。帰国後、友人と「放課後NPOアフタースクール」を設立(2009年に法人化。グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞)。『子どもたちの放課後を救え!』(文藝春秋)などを出版。その後も子どもたちを取り巻く問題に関心を持ち、2019年6月ドキュメンタリー番組『ザ・フォーカス』で「いじめ予防」を放送。現在も取材を続け、TBS NEWS DIGで「いじめ予防100のアイデア」を連載中。

内容説明

やってはいるが、うまくいっていない。それが日本のいじめ対策の現状だ―。いじめ対策がうまくいかない原因は、スマホ依存、ブラック部活、教員のブラック勤務による見逃し、“いけない”というだけのワンパターンな指導…にあった!?20年以上にわたり取材を続ける報道番組ディレクターが、“いじめの発生や深刻化の予防法”を徹底ルポ。一人でも苦しむ子を減らし、その家族も教員も救うため、私たち大人が子どもと一緒にできることとは。

目次

第1章 いじめ問題の正体―現状と課題を読み解く(対策の“智将”森田洋司;「いじめ問題」との出会い;森田と「いじめの四層構造」 ほか)
第2章 これからのいじめ予防対策―いじめに巻き込まれる子どもたちをどう守るか(子ども・家庭;教員;学校;社会)
第3章 明日からできる効果のある「いじめ予防」授業(ドイツの最新いじめ予防授業;情報リテラシー教育の必要性;なぜ広まらない?世界トップクラスの予防策;北欧発の予防授業をやってみる;フィンランド発「キヴァ」を参考にした授業;“純潔主義”に訴えるだけの道徳を超えて;最後は「市民性教育」につきる;いじめが止まりにくい社会)

著者等紹介

川上敬二郎[カワカミケイジロウ]
1973年、東京都出身。1996年にTBS入社。ラジオ記者、報道局で社会部記者、『Nスタ』『NEWS23』『サンデーモーニング』などでディレクターやデスクを経て、現在『報道特集』ディレクター。「貧困ジャーナリズム大賞2022」特別賞(共同受賞)。TBSドキュメンタリー映画祭2023で『サステナ・ファーム トキと1%』(「国際有機農業映画祭」招待作品)を初監督。2003年には「米日財団メディア・フェロー」としてアメリカ各地で放課後改革を2ヶ月間取材。帰国後、友人と「放課後NPOアフタースクール」を設立(2009年に法人化。グッドデザイン賞やキッズデザイン賞を受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまきら

45
報道特集のディレクターによる最前線の「いじめ」ルポです。ただ、タイトル通りいじめに巻き込まれる子の定義を知りたいと思ったらちょっと裏切られた気持ちになるかもしれません。だって、答えはすべての子ども達だから。いじめはなくならない大人の世界にだってある社会問題です。でも、「こんなのおかしい」と言える大人になるために、小さい時に対処法を学び、生き残ってほしいーそんな強いメッセージが感じられる一冊でした。2024/08/16

活字の旅遊人

33
TBSディレクターの著者が追い続けているテーマの一つが、学校のいじめ。これまでの取材をまとめて新書にしたようだ。取材から構成されたドキュメンタリーを元にするだけに、いろいろな人の意見が紹介されている。本書でももちろん触れている箇所はあるが、オトナ社会のリアルに慣れるための訓練を子どもがやっているのだとすれば、いじめを見つけたらすぐに介入、というのは全く非教育的なんだよな。そうするとやっぱりオトナがいじめをしないように心掛けないとダメな訳だ。戦争と同じで、やりたくないけどやめられないものなんだろうか。2023/12/28

miyoga

5
これから子どもが中学校へ入るにあたり、対策を知っておきたくて。 現状小学校でもスマホによるトラブルがあるが、やはり小学校や先生が対策に乗り出したり、児童と対話をしており、被害は大きくなる前におさえられている印象。 本書でも記載の通り、いじめを完全になくすのは難しいとは思う。 だが、そのいじめを大きくする前に対処するのが重要だというのは同感だ。 私も平日は子どもとろくに対話ができる状態ではないから、このままではいけない。 まさに私の『余裕』がないことで、子どものSOSを見逃してしまったら元も子もない。2025/03/16

広瀬研究会

4
この本にはいじめの予防のための様々な対策の紹介と提言がなされている。とりわけ印象的なのは「修復的対話」と呼ばれる手法。生徒たちが自分の考えを冷静に伝え、そして相手の言葉をちゃんと聞けるようになる。そうすることで損なわれた関係を築き直せるんだ、という言葉に希望がわく。ただそれもいじめが深刻化する前の段階じゃないと難しいだろうし、だから本文中に何度も書かれている通り、いじめの芽は早く見つけて、そして摘まなければならないんでしょう。他にもたくさん感想はあるけど、とにかく本気度が伝わってくる本です。2024/05/04

takao

4
ふむ2024/04/01

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