ポプラ文庫ピュアフル<br> 今宵、〓つきたちは光の幕をあげる

個数:
電子版価格
¥585
  • 電子版あり

ポプラ文庫ピュアフル
今宵、〓つきたちは光の幕をあげる

  • ウェブストアに9冊在庫がございます。(2025年05月25日 02時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591178959
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

未曾有の大地震が首都・東京を襲った後、復興の名目で湾岸エリアに大人の街――カジノ特区がオープンしてから長い時間が経った。今宵も、街を象徴し、盛り上げるために置かれた少女サーカスでは、古き文学者の名を冠する精鋭たちが舞台へと踊り出る。が、あるとき花形の空中ブランコ乗り・片岡涙海が練習中に落下。身代わりとして容姿がそっくりの双子の妹・愛涙が舞台に立つことになる。やがて、その命が狙われて……?
熱狂とその舞台裏、大人たちの黒い思惑を巻き込みながら、嘘を背負って生きるふたりが見つけた結末は――。
一瞬に命をかける少女たちの輝きを閉じ込めた「少女文学」紅玉いづき、異色の青春ミステリ!

■著者プロフィール
紅玉いづき
1984年生まれ、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。2006年、少女の崩壊と再生を描いた『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞を受賞、07年同作にてデビュー。逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている。

内容説明

未曾有の大地震が首都・東京を襲った後、復興の名目で湾岸エリアに大人の街―カジノ特区がオープンしてから長い時が経った。今宵も、街を象徴する少女サーカスでは、古き文学者の名を冠する精鋭たちが舞台へと踊り出る。が、あるとき花形の空中ブランコ乗り・片岡涙海が練習中に落下。身代わりとして、そっくりの双子の妹・愛涙が舞台に立つことになるが、その命が狙われて…?嘘を背負うふたりの少女の青春ミステリ!

著者等紹介

紅玉いづき[コウギョクイズキ]
1984年生まれ、石川県金沢市出身。金沢大学文学部卒業。2006年、少女の崩壊と再生を描いた『ミミズクと夜の王』で第13回電撃小説大賞を受賞、07年同作にてデビュー。逆境を跳ね返し、我がものとしていく少女たちを描き、強固な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

COSMOS本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
未曾有の大地震が首都・東京を襲い、復興名目で湾岸エリアにオープンしたカジノ特区。街を象徴し、盛り上げるために置かれた少女サーカスで輝く少女たちを描く青春ミステリ。練習中に落下して負傷した花形の空中ブランコ乗り・片岡涙海と、代わりに舞台に立つことになった双子の妹・愛涙。猛獣使いの少女が日頃から世話をして可愛がってきた動物たちの死、少女サーカスの花形・歌姫でいることの矜持。困難に直面してこれまで積み重ねてきたこと、大切にしてきたことに対する複雑な思いが描かれる中、しっかりと向き合うその姿が印象的な物語でした。2023/09/05

26
煌びやかな少女サーカス。古き文学者の名を冠する演目者達は絶対的地位を誇り、舞台に立つ事が許される。数ページでその世界観に心奪われました。 少女達のプライドと、曲芸師としてのサーカスへの強い執着に魅せられる美しいドラマ。 ダークファンタジー、時に残酷ながらも 時折人を愛する心を垣間見せる不安定さ、完璧じゃない彼女達が愛おしいです。 繊細な文面が、心地よい余韻を残します。 対となる作品を読むのも楽しみです。異色な作風ながら、とてもよかった。2024/01/04

yosa

21
にしてもこの空気感よ。ぴんと張られた細い糸がどこまでもたわむことなく、千切れてしまいそうなそれは、しかし触れてみれば思いのほか強靭で。単行本で読んだときの「この上ない傑作!!」という思いは再読しても変わらないのに、世間的に一向にバズらなかったのは何故でしょう。カテゴライズの罠でしょうか。エンタメ小説という名の鎖がこの小説に羽ばたくことを許さなかったのでしょうか。帯にある綾崎隼さんの言葉通り、絶対に、誰かにとって一番特別な物語になる力がある小説です。読書好きとして、多くの人とこの特別な空気感を共有したい。2023/12/08

イシカミハサミ

21
「ブランコ乗りのサン=テグジュペリ」改題。 まじかぁ、というのが正直なところ。 こんなに大胆な改題は見抜けない。 作者が紅玉さんというところだけで飛びつくに決まっている。 まあ、だいぶ前の作品だからそれほど内容を覚えていたわけでないのは、 不幸中の幸い。 せっかくなので楽しもう。 それにしても引っ掛かるたびに思うけど、こういう改題再出版みたいなの、 本当に勘弁してほしい。 中身はもちろんすばらしい。2023/11/27

凜音

19
読了 浸っていたくなるそんな美しいくて儚い読後感。 憧れの名を手にする為に競争する少女達は競い合いながら蹴落とすことも厭わない醜さも持つ。 その激戦をくぐり抜けて掴んだ栄光を演技で証明し続ける美しさに惹かれます。 譲れない物、信念を貫く姿勢や葛藤し成長していく姿が良かったですね… 心も身体も、魂さえもこのサーカスに演目に捧げていく狂った怪物的な執念、それぞれの覚悟や矜持というのが恐ろしくも美しかった。 未完成、未成熟、不自由の美しさ。それはどこか芸術的なナニカを感じさせ言い表せない感動が溢れています。2023/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21507868
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品