今日も、私は生きている。―世界を巡って気づいた生きること、死ぬことの意味

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今日も、私は生きている。―世界を巡って気づいた生きること、死ぬことの意味

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591178911
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

シリーズ24万部突破! 
92歳になる著者が、これまで数多くの国や地域を巡って実感した
「生きること、死ぬこと」の本当の意味とは?

富める人、貧しい人、キリスト教徒、イスラム教徒……
それらの出会いで知らされた「勝ち負けのない人生」を説く。
これまでの価値観を問い直す、背筋が伸びる名エッセイ集。

(目次より)
第1章 幸福の収支決算

★三秒の感謝
★人間はここまで非人間的になる
★誰しも簡単に悪魔になりうる
★義務教育に死学を
★理不尽ゆえ、人間は謙虚になる
★受けるよりは与えるほうが幸いである
★ほんとうに満たされるのは与える時である
★自然の厳しさが人を変える


第2章 生きるための本物の力

★竹藪でみつけた“人骨”
★神はいつまでも覚えている
★海外で通用しない日本人の美徳
★星の国の賄賂
★ルールの裏に儲けの道あり
★これ見よがしの正義が放つ腐臭
★神の友人になるためにお金を使う
★海外でホテルが満室のとき……
★生き抜くための力
★真の優しさには「力」の裏付けがある
 
第3章 ゆるやかな時間の中で

★黒人をみない医者
★幸福なたわごと
★オーバーを着て暑さを避ける土地
★「厳密さ」が評価されない場所
★一日遅れの汽車でいい
★時間から解放されて
 
第4章 家族のあり様はそれぞれ

★生きることがまず先なのだ
★生活のために闘う小さな闘士
★「子供の聖域」を持っていない子供たち
★文化で違う愛の表現
★夫婦関係の多様さ
★自分の住所を知らない日本人妻
★お金でやりとりするアラブの結婚
 
第5章 勝者もなく敗者もなく

★ふくよかさが育つ土壌
★いい話といい加減な話
★こんな抜け道もあった
★道を訊かれたら
★「しつこさ」という美徳
★チャンギー刑務所の食事
★片方の継ぎはぎだらけの靴をください
★祭壇で毒をあおいだ神父
 
第6章 宴の後に持つべきもの

★キラキラ輝く日本
★絢爛たる繁栄の跡
★日本に忍び寄る“衰退”
★国の凋落にいかに対処するか
★神を畏れる人の知恵
★神以外に恐れる必要はない

内容説明

92歳になる著者が様々な国で出逢った富める人、貧しい人、幸せな人、不幸な人…。それらの出会いが人生に与えてくれたものとは?111か国を巡って悟った「勝ち負けのない人生」。あなたの価値観を問い直す、背筋が伸びる名エッセイ集。

目次

第1章 幸福の収支決算
第2章 生きるための本物の力
第3章 ゆるやかな時間の中で
第4章 家族のあり様はそれぞれ
第5章 勝者もなく敗者もなく
第6章 宴の後に持つべきもの

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

5
長い人生の間に世界をめぐり、見聞し、そして気づいたことを綴ったエッセイ。生きること、死ぬことの意味を気づいたとあるが、それが明確に示されることはなく、読者がその意味を考える機会を、読むことにより与えてくれるということなのだろう。平和でいることは、平穏ではあるが争いがないことではない。多神教というか無宗教の人にはうかがい知れない一神教の人の考え方があると心得たほうがいいようだ。戦争を憎むことは仕方がないが、家族を守るために人を殺す人がいる世界を、心にとめないといけないと、なぜか読後に思う。2023/09/23

kikupika

2
読み始めてずいぶん話やエピソードが古すぎるなと思っていたら2010年発行のものの加筆修正とのこと。話は1970-80年代が多く、今読むと環境も人間性も大きく変わっており、バブルのメンタリティとは隔絶の感がある。世界を巡っての気づきという割に、引き合いに出している話が時代外れの気がするが、カソリック信者の著者の考えはよく出ていらと思う。個人的には後進国となった日本人へのメッセージをちゃんと書いたほうがいいんじゃないかと思う。つまり最終章「宴の後に持つべきもの」を核に再構築してもらいたい。2024/04/03

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