ポプラ文庫<br> 天の雫 鳳の木

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ポプラ文庫
天の雫 鳳の木

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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591178690
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

八穂島は東、天壺国において薬の技術を守る場所、鳳山。そこでは、薬草への鋭い感覚を有する小さく短命な種族「雛子」が、生涯を薬道に捧げて生きていた。
雛子の中でも優れた能力を持つイトナは、薬師を助ける特別な存在である「匙子」……それも、鳳山の主である斎宮にして王族の娘・未央の匙子に任命される。未央の悲願は「一を癒し、一を殺す」と言われる伝説の秘薬「天の雫」を復活させ、その権威をもって、東方の国々の混乱を鎮めること。イトナは未央の考えに賛同し、力を尽くすことを約束した。
隣国の日向国も巻き込んで、熾烈になる戦。それを先導していると思われる日向国王子・安曇や、彼と対立する異母兄弟・六連の存在。イトナは天の雫を巡って、大きな歴史の流れに巻き込まれ、やがて国の深部へと踏み込んでいく。


■著者プロフィール
喜咲冬子(きさき・とうこ)
函館生まれ、札幌在住。 第3回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞受賞。 2019年ノベル大賞佳作受賞。 主な著書に「黎明国花伝」シリーズ、「華仙公主夜話」シリーズ(ともに富士見L文庫)、『流転の貴妃 或いは塞外の女王』『竜愛づる騎士の誓約』(ともに集英社オレンジ文庫)などがある。

内容説明

八穂島は東、天壼国において薬の技術を守る場所、鳳山。薬草への鋭い感覚を有する特殊な種族・雛子のイトナは、鳳山の主である斎宮にして王族の娘・未央を助ける存在、匙子に任命される。未央の悲願は「一を癒し、一を殺す」と言われる伝説の秘薬「天の雫」を復活させ、その権威をもって、東方の国々の混乱を鎮めること。イトナは天の雫を巡り、大きな歴史の流れに巻き込まれ、やがて国の深部へと踏み込んでいく。

著者等紹介

喜咲冬子[キサキトウコ]
函館生まれ。第3回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
薬草への鋭い感覚を有する「雛子」が、生涯を薬道に捧げて生きる鳳山。戦により混迷が深まる中、雛子の中でも優れた能力を持つイトナが雫を巡る争いに巻き込まれてゆくファンタジー。斎宮にして王族の娘・未央の匙子に任命され、彼女のために力を尽くすことを決意するイトナ。隣国の日向国も巻き込んだ熾烈な戦。日向国王子・安曇や対立する異母兄弟・六連の存在。そして雛子と天の雫を巡る真実。新事実が明らかになるたびに、果たして誰を信じるべきか何度も心揺さぶられながらも、最後まで信念を貫き通してみせたその結末が印象的な物語でしたね。2023/08/03

ぐっち

18
鳳山の雛子・イトナは、斎王・未央の匙子になることに…。 幼女が強く生きていく話かと思って手に取ったのに、予想外の展開に。一見特殊な設定だけど、選ぶべきは何か、考えさせられる。2023/12/23

ミヤビ

14
薬草を扱う能力に長けている短命な「雛子」のイトナは、薬師を助ける特別な存在である「匙子」となり、「一を癒し、一を殺す」と言われる伝説の秘薬「天の雫」を巡る争いに巻き込まれる。 1巻で終わらすには勿体ないほどの重厚な世界観。短命である雛子と匙子の一生が切ない。けれど、命の尊さや誰かを想うことの儚い美しさが描かれていて、読後は胸がじんわりとあたたかくなった。未央とイトナは、友情や家族を超越するような深い繋がりが感じられて、シスターフッドともまた違う関係性。物語に入り込めた時の高揚感はファンタジーの醍醐味。2023/07/20

灰音

6
ゲラ読み。 平和だった世界が一気に覆され進んでいく 後半に物語が一気に急加速、衝撃の真実が徐々に溢れでる 新しい形の世界観と人種のあり方に惹かれた たくさんファンタジー読んできたけど、読んだことない形のファンタジーだった2023/07/10

クイックラック

3
「一を癒し、一を殺す」妙薬である「天の雫」を作る薬師と、その助手を務める雛子を巡る東洋風ファンタジー。薬草の感覚が鋭く薬液でしか命を繋げない雛子の存在が、短い寿命を薬師たちに捧げる愛情が胸をえぐる。たまたま本屋で平積みしてるのをジャケ買いしたけれど、この本からは良い呼び声を聞けた。ありがとう、また読む。2023/12/28

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