ポプラ文庫<br> ほたるいしマジカルランド

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ポプラ文庫
ほたるいしマジカルランド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784591178683
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたのそのがんばりを、見つけてくれる人が、きっといる。
本屋大賞ノミネート作家が贈る、心をときほぐす温かな物語。

大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、
願いごとを叶えてくれるという噂のある
メリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。
ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。
アトラクションやインフォメーションの担当者、
清掃スタッフに花や植物の管理。
お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、
ふとしたきっかけで動き出し――。
毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする、温かな物語。
【解説/畑野智美】

■著者プロフィール
1977年、佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、翌年デビュー。20年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。21年、『水を縫う』で、第9回河合隼雄物語賞を受賞。他の著書に、『ミナトホテルの裏庭には』『月のぶどう』『今日のハチミツ、あしたの私』『大人は泣かないと思っていた』『夜が暗いとはかぎらない』『カレーの時間』『川のほとりに立つ者は』『白ゆき紅ばら』など多数。

内容説明

大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願いごとを叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し―。毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする、温かな物語。

著者等紹介

寺地はるな[テラチハルナ]
1977年、佐賀県生まれ。2014年、『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、翌年デビュー。20年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。21年、『水を縫う』で、第9回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいきち

60
テーマパークで働く主人公たちのお話だから、きっとみんなそれぞれキラキラした想いを抱えてお仕事してるんだろうなと思ってたら、そうでもないみたい。みんな家庭だったり自分の夢だったり恋愛だったりで現実的な悩みを抱えながら、テーマパークで、それぞれの役割に徹しながら真剣に丁寧にお仕事をするだけ。そこで出会った人々とのかかわりで、働く上で大切な何かを学んでいく。お仕事に対するモチベーションはだいぶ上がります。個人的には、こじらせ男子?の村瀬くんエピソードがいちばん面白かったです。この後無性に遊園地に行きたくなった!2023/10/14

ぼっちゃん

54
【第12回大阪ほんま本大賞受賞作】大阪のひらかたパークをモデルにした遊園地「ほたるいしマジカルランド」で働く6人の人が、働く意味を見つめ直すお仕事小説の連作短編集。三沢は好きになれなかったが、山田さん退職日の妻の”ペンライトサプライズ”、篠塚さん息子さんの”おにぎりサイン”は泣けました。【サイン本】2024/08/03

優希

50
老舗遊園地で働く人々はどこか悩みを抱えているのですね。お客様の笑顔のために頑張る日常にリアリティを感じました。ほっこりするのとは違いますが、あたたかさのある作品だと思います。2024/03/16

とろこ

48
連作短編集。悩み事のない人はきっといない。誰もが、人には言えない辛さや葛藤を抱えているのだと思う。ほたるいしマジカルランドで働く人々もまた然り。けれど、それでも皆、自分がすべきことを誠実にこなしている。何か大きなきっかけがある訳でもない。けれど、ささやかな気づきから、登場人物たちは生きづらさの原因となっていることに対する捉え方が変わってゆく。おしつけがましくなく、自分は自分のままでいいんだよ、と、そっと背中を押してくれるような、そんな穏やかな一冊だった。2023/12/03

エドワード

43
大阪郊外の遊園地、ほたラン。テーマパークじゃない、お弁当可の遊園地。それ、ひらパーやろ。関西人はみんな解る、フレンドリーな遊園地の人々のお話。一話ずつ語り手が変わる体裁は山本幸久さんっぽい。ここで働く人々は、仕事が好きだ!じゃなく、常に雑念に振り回されているのがリアル。バイト、子会社、下請企業、みな不安定な立場だ。社長の市子のセリフ「代わりがいくらでもいる」のは「必ず戻る場所がある」こと、がいいね。「遊園地って何のためにあるんやろ?」には「何のためにもならんものが存在していい世界って素敵やん」もいいよね。2023/11/09

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