出版社内容情報
新型コロナワクチン(mRNAワクチン)を開発し、世界を救った女性研究者カタリン・カリコ氏の生き方と研究を紹介する児童向けノンフィクション。研究費が出なかったり、降格させられたりなど、さまざまな憂き目にあいながらも、あきらめることなくRNA研究を続けてきたカタリン・カリコ氏。その原動力は何なのか。社会主義体制下のハンガリーに生まれ豊かな自然の中で科学の目を培った幼少期から、信念を曲げずに研究を続けてノーベル賞候補にもなった現在に至るまで、その知られざる人生に迫る。
内容説明
新型コロナワクチンはこうして生まれた。ノーベル賞にもっとも近い科学者の人生と研究に迫るノンフィクション。
目次
第1章 ハンガリーの豊かな自然にはぐくまれたカタリン
第2章 科学者との出会い
第3章 研究者となったカタリン
第4章 mRNA研究の長く険しい道―テンプル大学時代
第5章 mRNA研究の長く険しい道―ペンシルベニア大学時代
第6章 ドイツへ、そして新型コロナワクチン開発へ
著者等紹介
増田ユリヤ[マスダユリヤ]
神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、コメンテーターとしてテレビ朝日系列「大下容子 ワイド!スクランブル」などで活躍。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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