出版社内容情報
審査員一同震えあがった、第二回ポプラキミノベル小説大賞<大賞>受賞作!
「ハイは零時で、イイエは六時」。ルカが転校してきた学校には「メイズさん占い」という、腕時計を使った占いがあった。占いはただの迷信だったはずなのに、なぜかルカが転校してきてから、100パーセント的中するように。ルカたちは、占いをテストや恋に使ってベンリに暮らすけれど、やがて占いをした子が次々に失踪。「メイズさん占い」は、禁断の遊びだったのだ……。
どんどん怖くなるのに、読むのをやめられない、読んだら最期(!?)なオカルトホラー!
内容説明
わたし、琉香。転校先の学校で「メイズさん占い」っていうのを教えてもらったんだ。占いはただの言い伝え…だったはずなのに、わたしがこの町に来てから、なぜか100%当たるようになっちゃった。ちょっとズルいけど、占いを使えば、なんでもうまくいく。でもやがて、占いをした子たちが…!?衝撃の、第2回ポプラキミノベル小説大賞“大賞”受賞作!小学校中学年から。
著者等紹介
小金井ゴル[コガネイゴル]
小説家・シナリオライター。福岡県出身。漫画原作、ライトノベル、ゲームシナリオなどの分野で活動。本作で第二回ポプラキミノベル小説大賞“ワクワク心がはずむ物語部門”大賞を受賞し、児童文庫デビュー
環方このみ[ワガタコノミ]
漫画家。京都府出身。現在、『ちゃお』(小学館)にて「ねこ、はじめました」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あいうえお
2
娘が大好きなポプラキミノベル、面白いから読んでのことで読了。2023/11/15
蜂賀三月
1
物語は後半になるにつれて恐怖が加速度的に増していきます。怖さに合わせて「怖さレベル」が表記されているのも物語を読み進められる工夫になっているように感じました。ストーリーも自分が知らない知識に触れていく面白さがあり、ぐんぐん読めます。ラストは大団円とは言えないものの、主人公の成長を感じさせつつ、ゾクリとするエピローグ。児童文庫でありながらも本格的な仕掛けと設定です。ホラーやミステリ好きなお子さんにおすすめ。(途中かなり怖いかもですが)2024/09/17