出版社内容情報
この世には、普段あまり見かけることはない、
奇妙な漢字が多数存在します。
それらの意味、その字に対するコメントなどを記していきます。
ビジュアル的に目立つグラフィカルな字が多くインパクト大!
漢字の起源や、なぜこんなに奇妙な漢字が
存在するのかなども徹底的に探り、
教養書としても読める一冊に。
内容説明
こんな漢字が本当にあるの?見たこともない468の漢字が、あなたの知的好奇心を刺激する。
目次
第1章 形が奇妙な漢字
第2章 読み方・意味が奇妙な漢字
第3章 アートな漢字
第4章 読めそうで読めない漢字
第5章 動物の漢字
第6章 何かがおかしい漢字
第7章 なぜ奇妙な漢字が存在するのか
著者等紹介
杉岡幸徳[スギオカコウトク]
作家。兵庫県生まれ。東京外国語大学卒業。異端なもの、アウトサイダーなものを深く愛し、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
94
普段使われている漢字もあっtが、冗談かと思えるようなのも多かった。ほとんどは普段使われないので薀蓄を披露するときにはどうぞ。テレビ「笑点」の大喜利でやっているのにも通ずることがあった。でもじっくりと読みのも面倒になって途中は飛ばし読みでした。図書館本2023/03/18
yomineko@ヴィタリにゃん
86
読み友様からのご紹介本です📚奇妙過ぎるものの中に中国語を勉強していると知っている漢字があってなにげに嬉し楽し読書でした📙画数が多すぎる漢字は遊んでる感ありますね!犇くだけでも暑苦しいのに他の動物も重ねてるw龍を4つ書いて「おしゃべり」とか。有名なのは「びゃん」中国の麺でこれだけのために存在する漢字。カタカナ平仮名のない国ならではの面白さを感じます。中には超テキトーなのもありとても面白かったですが、受験には使えませんwww2023/06/27
☆よいこ
83
辞典や字典から奇妙な漢字を抜き出し著者の感性で分けて紹介する。解説というよりノリツッコミ系で、眺めているだけでも面白い。[知っておきたい用語]文字の解説有り▽第一章:形が奇妙な漢字/第二章:読み方・意味が奇妙な漢字/第三章:アートな漢字/第四章:読めそうで読めない漢字/第五章:動物の漢字/第六章:何かがおかしい漢字/第七章:なぜ奇妙な漢字が存在するのか▽主要参考文献多数。ところで私が司書資格取得の授業を受けていた当時「□」の中に「ト」を入れて「図書館」とする創作漢字を多用していました。なんなら今も使う2023/05/23
きみたけ
73
奥さまチョイスの本。漢字辞典に掲載されている普段あまり見かけることのない奇妙な漢字を、意味やコメントなどを添えて紹介した本。「こんな漢字ほんまにあるんやろか」と思うようなグラフィカルな字が多くインパクト大。奇妙な漢字が辞典に載るのは編集者のコレクター欲が原因で、則天武后が作らせた則天文字や方言漢字・異体字などを細かく拾い上げているからとのこと。磊、犇、轟辺りは良しとして漢字4つものは変換すら出来ず😅田4つで雷、魚4つでギョウ(魚が盛んなさま)、雷4つでビョウ(雷の音)、雲4つでドウ(雲の広がるさま)2023/04/16
へくとぱすかる
70
こんなの絶対、明朝体で表現できないだろ~! としか思えない奇々怪々な漢字も。「かっ、漢字なんですか、これ?」 長い歴史はとんでもないヴァリエーションを生み出し、ほとんどが忘れ去られた。キーは籀文・古文にあると思う。小篆・隷書に淘汰される以前の文字を、無理に明朝体に近づけて表記し、辞書に収録しようとしたことが、奇怪な字を後世に残すことになったのだろう。使用例がほぼ皆無と思われる字にひとつずつ言及して、コメントがつくというのは、史上初の快挙かもしれない。表紙左下は私も初見。たしかに漢字にはとても見えない(笑)2023/01/20
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