出版社内容情報
切なさの魔術師・中田永一、まさかの児童文庫書き下ろし!!
「悪役転生」×「余命もの」
感涙必至の新シリーズ、スタート!!
世界中に嫌われたとしても、僕は彼女を救いたい!!
交通事故に合い、大好きなアニメ「きみある」の世界に転生した僕。しかし、転生したのは主人公ではなく、悪役だった。彼の名は、城ヶ崎アクト。ヘビのような目にギザギザの歯、誰もがその顔を見ただけで震え上がる。大富豪の息子という立場を利用し、雲英学園では悪魔と恐れられている。……なぜ僕がアクトに? と訝しむ一方、僕にある考えが浮かぶ。アニメのシナリオを知り尽くした僕なら、葉山ハルのことを救えるのでは、と。そう、アニメ「きみある」はいわゆる難病もので、ヒロインのハルは白血病で亡くなってしまうのだ。恐怖の悪役アクトとして、僕はひとり奔走し――。
運命〈シナリオ〉を変えるため、神〈ライター〉への挑戦が今はじまる!!
内容説明
交通事故に合い、大好きなアニメ「きみある」の世界に転生した僕。しかし転生した先は、“雲英学園の悪魔”城ヶ崎アクトだった。なんで悪役に!?でも、もしかしてヒロインの葉山ハルを救えるんじゃ…。そう、アニメの最終回、ハルは病気で亡くなる。シナリオを知りつくした僕なら、その運命も変えられるはず!大注目の新シリーズ、スタート!!小学校高学年から。
著者等紹介
中田永一[ナカタエイイチ]
2008年、『百瀬、こっちを向いて。』(祥伝社)でデビューし、単行本、文庫とともにベストセラーに。12年には『くちびるに歌を』(小学館)で第61回小学館児童出版文化賞を受賞。その後、それらの作品が映画化される
へちま[ヘチマ]
宮城県出身。アニメーター、イラストレーター、漫画家。映画『雨を告げる漂流団地』キャラクターデザイン補佐・作画監督、『泣きたい私は猫をかぶる』『ペンギン・ハイウェイ』作画監督を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。