出版社内容情報
辻村 深月[ツジムラミヅキ]
著・文・その他
村山 竜大[ムラヤマリョウタ]
イラスト
内容説明
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。鏡をくぐりぬけた先にあったのは、お城のような建物。そこにはオオカミのお面の少女によって、6人の子どもたちが集められていた。子どもたちにはある共通点が!?“オオカミさま”は城に隠された鍵を見つければ、願いがかなうと言うけれど…。小学校中学年から。
著者等紹介
辻村深月[ツジムラミズキ]
1980年生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞を、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞
村山竜大[ムラヤマリョウタ]
ゲーム関連を中心にキャラクターやモンスターのデザインやイラストを手掛ける。参加作品として「天穂のサクナヒメ」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mai
12
図書館でかりて一度読んだけれど、再読したくなり、長女の本棚より拝借。キミノベル版は挿絵とふりがな付き。娘も最近辻村さんの作品を読んでいて感想を聞けたりするようになり母としてはうれしい時間です。 居場所をなくしてしまい学校に行けなくなった主人公のこころ。今現在苦しい気持ちを抱えてい子達にも学校とは違うもう1つの居場所があるといいなと願いながら、下巻読みます。2023/10/28
半熟タマゴ
12
自室の鏡からお城のような建物に集められた孤独を抱える6人の子供たちの物語。話が進むに連れて明かされた共通点が大きな鍵を握ってそうですね。オオカミさまの正体、こころたちが呼ばれた理由など気になる点がまだたくさんあるので続けて下巻を読みます。2022/06/19
🦄ゆにこーん🦄
11
すごい感動した。2023/09/22
ぷりん
4
子ども向けに総ルビ! どこか、わがままだと感じる部分、そりゃ不登校になるわと思ってしまう部分もあり、そう考えてしまう自分に嫌気が差す瞬間があった。それくらい、登場人物一人ひとりが自分や友達に重なるのだと思う。不登校に対する見方・考え方が変わってほしいなと思う。2022/04/29
ちゅった
3
感想は下巻にまとめて。2024/05/10