出版社内容情報
永山 涼太[ナガヤマリョウタ]
著・文・その他
内容説明
江戸・神田。おりょうは、表向きはお札やお守りといった全国津々浦々の縁起物を取り扱う「えんぎ屋」を営んでいるが、実は己の進退に窮した者たちの切実な「祈り」を叶えるために力を尽くす「代参屋」という裏稼業の主でもあった。ある日おりょうの下に「大一番の勝負断じて敗れたくなく候」と書かれた護符が店の者から届けられる。依頼人は、なんと年若き女性だった…。
著者等紹介
永山涼太[ナガヤマリョウタ]
1988年生まれ。「龍へ向かう」で第五回ポプラ社小説大賞奨励賞を受賞。『御浪人栄達指南帳』(中山良太名義)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デジ姫
10
先代との出会いはわかったけど、大火の後どこでどう先代と再会出来どういういきさつで御寮人になったのかわからない。読み落としたのだろうか・・モヤモヤ感が残る。2022/04/24
bvbo
2
地方の縁起物を仕入れて売る店の裏の仕事は、その人の強い願いを叶える事だった。うーん微妙…周りのみんなはいいが、肝心のおりょうに魅力を感じず。牛頭天王護符はよかったけど。2024/05/31
ともちん
1
最後に終わりを焦った感じがちょっとしたかな? 途中で理解できないこともあったりしたけどハッピーエンドなのでいいのかな2022/08/23