出版社内容情報
平野 レミ[ヒラノレミ]
著・文・その他
和田 誠[ワダマコト]
イラスト
内容説明
幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方や料理哲学まで。子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピも収録。
目次
料理は遊び感覚で
特別な日を作ろう
ごちそうおにぎり
十二時すぎのシンデレラ
野菜はえらい
魚もえらい
寒い日はあったかい
おやつの時間
和田家の嫁姑鼎談 平野レミ×上野樹里×和田明日香
著者等紹介
平野レミ[ヒラノレミ]
料理愛好家、シャンソン歌手。主婦として料理を作り続けた経験を生かし、NHK「平野レミの早わざレシピ」などテレビ、雑誌を通じて数々のアイデア料理を発信。また、レミパンやエプロンなどのキッチングッズの開発も手がける
和田誠[ワダマコト]
グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。68年からフリー。77年より40年余り『週刊文春』の表紙を担当。74年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。89年ブルーリボン賞監督賞、94年菊池寛賞、97年毎日デザイン賞、2015年日本漫画家協会賞特別賞ほか、受賞多数。著作は200冊を超える。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
67
和田誠さんのファンだったので、レミさんとの結婚の経緯を知る事ができて得したような気持ちになりました。昔レミさん小規模な講座の講師でいらした時、お母様が付き添いにいらしていて驚いた事を思い出しました。あの頃はこんなに天真爛漫とは思いもしませんでした。ご結婚されて息子さんにも恵まれて、素敵な日々をおくられていました。しかもお嫁さんとも遠慮なしに言いたい事を言える間柄を築いていらっしゃるのが立派。楽しい読書でした。2023/03/12
よこたん
44
“長男がまだ小さいときに、「タマゴヤキにカルピチュを入れて」と言ったことがあります。卵焼きにカルピス? ふざけて言っているのか本気なのかよくわからなかったけど、「そんな卵焼きはないのよ」とは言わないで、やってみました。” テレビで見るレミさんと、ご家庭でのお母さんレミさんは同じなんだなと思う。ニコニコ楽しんで料理して、みんなでニコニコ食べることを大切にされている。時折挟まれる和田誠さんのゆったりした風味のイラストと、レミさんの早口な文章が、ほんといいコンビだな。載っているレシピは、どれも簡単で豪快。2023/09/23
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
38
今は亡き和田誠さんの絵が掲載されています。文字だけが続くレシピは作る気になれずさらっと読みましたが、レシピの合間にはさまれるレミさんのエッセイが良かった。料理や子育て そして夫である誠さんへのレミさんらしい想いが綴られていました。巻末の和田家嫁姑鼎談も面白く、夫が無口でつまんないわと言っては「レミさんが喋りすぎだからですよ」とツッコまれているレミさんが愛おしい(笑) 子どもが描いた絵への向き合い方も勉強になりました。子育ては次男エピソードばかりなのが気になったので、長男エピソードも載せてほしかったかな〜。2022/10/10
こふみ
30
レミさんらしいおおらかなエッセイ。エッセイの中では子どもだった息子さん達も大人になり、素敵な伴侶も得て、それぞれの家庭でレミさんの味が引き継がれているようです。巻末の二人のお嫁さんとの対談も楽しかったです。2023/02/17
canacona
27
ちょうど同じ時に借りてきたのだけど、一つ前に読んだ「エンタメの夜明け」の表紙や文中にも和田誠さんが登場していた。レミさんの語る和田さんはとても優しくて、イラストにも愛があふれてる。はちゃめちゃなイメージのあるレミさんですが、時々ふと見せる繊細さ真面目さがあってこそ、これだけのレシピを作り上げたんだろうなぁと思います。次男君が学校のプリントはお母さんはなくす前提で必ず二枚もらってきたりとか、何故か低温殺菌牛乳が苦手な子どもに中身を入れ替えて出したらばれちゃったとか、レミさんらしいなぁと感じる子育てでした。2023/05/07
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