出版社内容情報
武田 信子[タケダノブコ]
著・文・その他
内容説明
成果を上げれば、よい教育か?競争が子どもを幸せにするか?大人の過度な期待と強制で、精神的健康度が低下している子どもたち。将来への不安が日本人を追い詰め、教育の名の下に、大人が子どもたちの可能性を奪っている。「教育熱心」と「教育虐待」の境目は?親、教師、子どもたちを救うために社会に何ができるのか。健全な成長と学びの本質を考える。
目次
第1章 「成功をめざす教育」の限界(親が教育熱心になる理由;できない先生になりたくない ほか)
第2章 不適切な日本の養育・教育(不登校、引きこもりは教育が不適切だから;国連からも指摘される日本の教育の問題点 ほか)
第3章 子どもの育ちと基本的信頼感(一人の子どもを育てるには一つの村が必要;よりよい仕上がりをめざして ほか)
第4章 遊べない子どもが増えている(国際的に注目される遊び研究;剥奪される「遊ぶ権利」 ほか)
第5章 社会で「やりすぎ教育」を予防する(大人になることが不安;商品化の究極の形 ほか)
著者等紹介
武田信子[タケダノブコ]
臨床心理士。一般社団法人ジェイス代表理事。元武蔵大学人文学部教授。臨床心理学、教師教育学を専門とし、長年、子どもの養育環境の改善に取り組む。東京大学大学院教育学研究科満期退学。トロント大学、アムステルダム自由大学大学院で客員教授、東京大学等で非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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