ポプラ新書<br> やりすぎ教育―商品化する子どもたち

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ポプラ新書
やりすぎ教育―商品化する子どもたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591170045
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0237

出版社内容情報

日本の子どもの精神的幸福度は、
参加38か国中37位と、ワースト2位……(2020年ユニセフ調査)

「あなたのためを思って」は逆効果?
よかれと思って詰込みすぎて、
教育熱心と教育虐待のボーダーラインはどこにある?


大人たちの過度な期待と押しつけで、
日々、心と体を蝕まれ、自信を失っている子どもたち。
親や教師による不適切な教育(エデュケーショナル・マルトリートメント)は、
たとえ「本人のためを思って」でも、人権を侵害しかねない、危ういものだ。
本書は、家庭や学校で起きている不適切なかかわりあいの実態を報告、
さらに、学びと遊びの本質、幼児期の発達プロセスなどを紹介する。
真の成長、生涯続く学びを考える教育・子育て改革論。



【著者略歴】
武田信子(たけだ・のぶこ)
臨床心理士。一般社団法人ジェイス代表理事。元武蔵大学人文学部教授。臨床心理学、教師教育学を専門とし、長年、子どもの養育環境の改善に取り組む。東京大学大学院教育学研究科満期退学。トロント大学、アムステルダム自由大学大学院で客員教授、東京大学等で非常勤講師を歴任。著書に『社会で子どもを育てる』(平凡社新書)、編著に『教育相談』(学文社)、共編著に『子ども家庭福祉の世界』(有斐閣アルマ)、『教員のためのリフレクション・ワークブック』(学文社)、監訳に『ダイレクトソーシャルワーク・ハンドブック』(明石書店)など。

内容説明

成果を上げれば、よい教育か?競争が子どもを幸せにするか?大人の過度な期待と強制で、精神的健康度が低下している子どもたち。将来への不安が日本人を追い詰め、教育の名の下に、大人が子どもたちの可能性を奪っている。「教育熱心」と「教育虐待」の境目は?親、教師、子どもたちを救うために社会に何ができるのか。健全な成長と学びの本質を考える。

目次

第1章 「成功をめざす教育」の限界(親が教育熱心になる理由;できない先生になりたくない ほか)
第2章 不適切な日本の養育・教育(不登校、引きこもりは教育が不適切だから;国連からも指摘される日本の教育の問題点 ほか)
第3章 子どもの育ちと基本的信頼感(一人の子どもを育てるには一つの村が必要;よりよい仕上がりをめざして ほか)
第4章 遊べない子どもが増えている(国際的に注目される遊び研究;剥奪される「遊ぶ権利」 ほか)
第5章 社会で「やりすぎ教育」を予防する(大人になることが不安;商品化の究極の形 ほか)

著者等紹介

武田信子[タケダノブコ]
臨床心理士。一般社団法人ジェイス代表理事。元武蔵大学人文学部教授。臨床心理学、教師教育学を専門とし、長年、子どもの養育環境の改善に取り組む。東京大学大学院教育学研究科満期退学。トロント大学、アムステルダム自由大学大学院で客員教授、東京大学等で非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっこ

40
これはとても興味深く身につまされる一冊。学歴さえあれば良い時代は終わり、幅広い能力を求められる今の子どもたち。非認知能力の大切さが広まるとスポーツや芸術など習い事市場が拡大し、遊びの大切さが説かれると今度は企業主導の遊び場が次々オープンし…。大人によってプログラミングされた様々な活動により「楽しく有意義に」過ごすよう促される子どもたち。それは子どもが商品化されていると言っても過言ではない。初めに出てくるeポートフォリオの話が恐ろしい。自分でも脳内でやってないか?と考えると完全否定はできず、怖くなりました。2022/06/04

たまきら

34
どうして変わらないんだろう。それは虐待された人が子供を虐待しているパターンにも似ていて、その流れが社会全体に通じているような。四時間授業だった娘は今日、さくっと宿題を終わらせると外に飛び出していき、夕方まで公園で遊びっぱなし。でもそれは良い仲間とコミュニティ、先生のおかげ。地元に、この本の問題提起に感謝。学びは一生。笑って悩んで進んでいきたい。2021/10/07

りょうみや

29
家庭、学校、社会、発達過程と多角的に教育と人間のあり方について考えている。具体例を多く盛り込み新書らしいわかりやすさもありつつ、とても深いところまで議論していると思えた。特定の成功例に縛られず、どうすれば個人と社会が変わっていけるかまでを含んでいる。大事なのは教育者側(親、社会)が自分の価値観の狭さを常に疑い、子供に複数の価値観の下で育てていくということになるだろうか。著者の過去本も読んでみたくなった。2021/09/11

katoyann

24
教育における「マルトリートメント」(大人から子どもへの不適切なかかわりを示す概念)をキーワードとして、子どもが発達していく環境が阻害されている現状を分析している。成果主義と競争主義を煽る日本社会の中で、子どもは遊ぶ権利が保障されていない。遊びの中で育つという非認知的能力が重要だという知見が出回ると、それすらも商品の対象となる。つまり、大人が子どもを商品の対象とみなしているため、子どもが環境の中で試行錯誤をして成長する余地が蝕まれているという。子どもの幸福度が著しく低いとされる日本の課題が分かる良書だ。2021/09/04

gotomegu

22
ファシリテーターマーキーさんのおすすめ。親子のカヤック体験をして気づいたこと。親がライバル心を持つと、子どもを操縦するかのように戦わせる。子どもの将来を思った結果、虐待になってるパターンも多い。子どもは道具じゃない。しかも、規格化された商品でもない。100人の赤ちゃんをどう育てたい?の問いに気づきがあった。全員が知識があって運動ができてリーダーシップがなくてもいい。それぞれに得意なことで役割分担があって育ってくれればいい。個々人が子供を育てるのではなく地域や社会で育てるのがいいんだってことがわかる話。2021/09/05

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