出版社内容情報
☆迷走する恋、疾走する小説。
☆恋愛における、ありとあらゆる感情を味わえる媚薬小説。
☆『エンキョリレンアイ』の著者が15年ぶりに放つ、せつない胸キュン小説。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
結末がなかったら、作品は「いつまでもつづく」になってしまうか、あるいは、
単なる「書きかけ」のままで終わってしまう。書き上げられないまま、作者が
死んだってこともあるかもな(言っておくけど、僕は死なないし、主人公も彼
女も死なない。どっちかが死んで終わるラブストーリーほど、僕の嫌いなもの
はない! ラブストーリーで片方を死なせるのは、作者の怠慢である! 鼻息
荒いぞ)。ーーーー本文より
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
【担当編集者からのメッセージ】
『空と海のであう場所』で読者のハートをわしづかみにした著者の、純度100
パーセントの恋愛小説です。失恋中の人は癒され、慰められ、恋愛中の人は励
まされ、勇気をもらえます。恋愛なんて自分には縁がないと思っている人にも、
過去の恋愛をなつかしみたい人にもおすすめします。おまけに、読み終えたあ
とには「恋愛小説の書き方」がマスターできている! という前代未聞の恋愛
小説。人を好きになるって、こういうことだよなぁ、と、男性読者である僕も
しみじみ感動してしまいました。今日マチ子さんの装画にもご注目を!
内容説明
岡大の教室から巣立って、聖徳太子ゆかりの地、奈良・王寺町へ飛んでいく。「恋人の聖地」で、ことりを待ち受けていたのは…。純度100%の恋愛小説。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県生まれ。1981年「詩とメルヘン」賞、1993年「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、2009年絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞、2019年『ある晴れた夏の朝』で第68回小学館児童出版文化賞を受賞。著書多数。近年は児童書作家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。