出版社内容情報
★リンゴちゃんは、リンゴ山に住むマイちゃんのおばあちゃんが作ったリンゴの顔のお人形。マイちゃんとなかよしです。ところがある日、リンゴちゃんは、おかあさんがいて何でも持っているマイちゃんのことがうらやましくなって、くやしくなって、家をとびだしました! なきながら歩いていると、タンポポさんや、やさしいイヌさんと出会い、リンゴちゃんの道づれになりますが、リンゴちゃんはどんどんさびしくなって……。
★リンゴの顔をしたお人形、リンゴちゃんが主人公の幼年童話『リンゴちゃん』(2003年)『リンゴちゃんのおはな』(2004年)『リンゴちゃんとのろいさん』(2005年)は、世界で一番わがままな人形という設定と、気鋭のイラストレーター、長崎訓子氏が描く個性的なビジュアルが強いインパクトを与え、読者の子どもたちの熱い支持を集めました。
角野栄子が「一番お気に入りのキャラクター」と語るリンゴちゃん、15年ぶりの待望の新作です。
内容説明
おにんぎょうのリンゴちゃんはマイちゃんとなかよし。ところが、ふたりはけんかして、リンゴちゃんはいえをとびだしました!おんおんないて、どんどんあるいて、リンゴちゃん、どこへいくの?
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞するなど受賞多数。2018年に子どもの本のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞・作家賞を受賞。『スパゲッティがたべたいよう』に始まる「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」はじめロングセラーの作品多数
長崎訓子[ナガサキクニコ]
1970年、東京生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業。イラストレーターとして絵本、コミック、さまざまなジャンルの書籍を手がけ幅広く活躍中。映画に関するエッセイも執筆。名作文学漫画集『MARBLE RAMBLE』(パイインターナショナル)が文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
とき
noko
Rabbit Teacher
こすもす